大槌町の高台に位置する安渡小学校は地震により倒壊の危険性があり閉鎖になりました。その校庭に建てられた、安渡第2仮設団地には、小学校の校庭一杯に35戸の仮設住宅が並びます。
校舎には ” ありがとう安渡小学校 ” の看板が貼られ、東京では見られなくなった二宮金次郎の像がひっそりと立っています。また、正門に入る手前に土手があり、その上を鉄道が通っていたのですが、鉄道の橋は、おそらく仮設住宅の工事用の際に地上高が低いので、荷物を積んだトラックは通れないために外されたものと思われます。今は走らぬ線路軌道に登ってレールが視界から消える切れ目を見つめるうちに、悲しい気持にさせられました。
ここは海岸線からかなり高い位置にあるため津波の心配はありませんが、長くて細い坂道が続き、お年寄りが徒歩で往来するには無理があります。また、一般車両は行けますが、バスでは道路幅員が狭いため進入には無理があります。お年寄りが自分で自由に移動するためには、電動車いすが必要ですが、これでは時速6キロの制限があるため目的地までたどり着くには時間がかかりすぎます。
できることなら、規制を緩和して、小型モビリティを利用できる環境整備を行いたいものです。
[関連リンク]
【被災地復興状況調査ブログ記事一覧リンク(1日目)】
[1]モビリティ研究会「被災地復興状況調査」
[2]遠野市「希望の郷『絆』」
[3]東北横断自動車道釜石秋田線(通称:釜石道)~地産地消の「こすもす」で昼食
[4]釜石市に入り復興住宅見学
[5]安渡第2仮設団地
[6]旧大槌町役場
[7]希望の灯り
[8]大槌町役場にてヒアリング
[9]大槌港
[10]大槌町復興まちづくり情報プラザ
[11]大槌小学校、中学校(仮設)
[12]釜石市の中心市街地を視察、情報交換
[1]モビリティ研究会「被災地復興状況調査」
[2]遠野市「希望の郷『絆』」
[3]東北横断自動車道釜石秋田線(通称:釜石道)~地産地消の「こすもす」で昼食
[4]釜石市に入り復興住宅見学
[5]安渡第2仮設団地
[6]旧大槌町役場
[7]希望の灯り
[8]大槌町役場にてヒアリング
[9]大槌港
[10]大槌町復興まちづくり情報プラザ
[11]大槌小学校、中学校(仮設)
[12]釜石市の中心市街地を視察、情報交換
【被災地復興状況調査ブログ記事一覧リンク(2日目)】
[1]仮設住宅が抱える移動面での課題
[2]オンデマンドバス体験
[3]釜石市平田地区仮設住宅見学
[4]大船渡市でBRTに乗車
[5]名物「さんまらーめん」で昼食
[6]陸前高田市にて奇跡の一本松に再会
[7]気仙沼の復興状況
[8]トヨタ自動車東日本株式会社にて
[1]仮設住宅が抱える移動面での課題
[2]オンデマンドバス体験
[3]釜石市平田地区仮設住宅見学
[4]大船渡市でBRTに乗車
[5]名物「さんまらーめん」で昼食
[6]陸前高田市にて奇跡の一本松に再会
[7]気仙沼の復興状況
[8]トヨタ自動車東日本株式会社にて