大槌港

東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター
大槌港には東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センターがあります。ここも津波で被害を受けています。3階にあかりが見えましたが、建物は壊滅的な状況で、大槌町内で移転先を探しているところだそうです。
大槌港
われわれは、港にクルマを停めて、しばし美しい大槌湾の景色を眺めました。漁業も再開されている様子で、小型の漁船が何艘も並んでいました。湾に浮かぶ小島が、ひょっこりひょうたん島のモデルになった ” 蓬莱島 ” です。赤い色の灯台は、そのデザインを公募して造られたものです。観光による再生の拠点にすべく色々な企画や催しがされているとのことです。
蓬莱島
大槌港へ津波が押し寄せた際のシミュレーションが国際航業さんにより提供されています。国際航業さんも、岩手県をはじめ被災地の復興に尽力されていますが、その陣頭指揮を執っている上野俊司東日本事業本部長(副社長)は、小職のトヨタ自動車研究所時代の直属の上司でした。上野さんの頑張りを心から応援しています。
大槌港