おかやまあれこれ


郷里の愛媛県立西条高校同窓会岡山幹事会でした。
他の先輩たちは、現役を退かれておられる方が多いなかで、自分もその仲間入りを果たすことに相成りました。
5月29日、会場は「ピュアリティまきび」、奥の静かなお席が予約されていました。
会では、佐竹恭介岡山幹事会会長(岡山大学名誉教授)から開会のご挨拶を受け、次に工藤隆幹事長から、次回総会の次第案について説明がありました。
一同、満場一致で、議案は了承されました。
また、母校に関連した話題提供では、同窓生である岡山大学にご縁の深い考古学の権威、松木武彦先生(故人)を偲び、同時にパートナーの岡山大学文系動態学研究所の松本直子先生のご活躍振りが紹介されました。
さらに西条市報に掲載された新たなNHK朝ドラスター松本怜生さんの話題になりましたが、うかつにも、存じ上げませんでした。
新しい話題には疎いことを改めて自覚いたしました。

さて、岡山県外へも出かけながら、そうは申しましても、退職後も、ささやかながら、身の丈に合わせた、岡山県内での活動を続けています。
6月6日、月が改まり、クールビズに入りましたので、この日はノーネクタイだとは思いつつ、久しぶりの背広にネクタイにて、公益財団法人岡山県市町村振興協会の理事会に出席いたしました。
大学は退職いたしましたが、来年7月まで任期がありますため、岡山大学名誉教授の立場での理事となりました。
理事長の浅口市栗山康彦市長が進行役を務められ、事務局から昨年度の事業並びに会計報告、今年度の事業計画、さらに人事や規約改正などが説明、審議されました。
全ての議案が満場一致で可決採択されました。
理事会終了後に、皆で昼食をご一緒させて頂きました。

この日は、岡山市内での理事会終了後、玉島商工会議所での企画会議に山陽学園大学K教授と参上させて頂きました。テーマは、玉島市内の公共施設の新たな維持管理体制についての議論でありました。
さて、岡山県に名物は数々ありますが、午前中に売りきれる玉島「やまと」さんのおはぎは、その中のひとつであると申し上げて過言ではありません。
ボランティアで参加している、われわれ教員を気遣って頂き、守永一彦会頭よりお土産に頂きました。
心憎いお気遣いに感謝であります。

さて、そのあとは、単身、玉島から高梁川河口の大橋を越えて水島へ抜けまして、みずしま財団さんで、「滞在型水島環境学習コンソーシアム」の活動について、久しぶりに熱い情報交換会をさせて頂きました。
また、岩波書店の『環境と公害』2025年第4号に、水島での本取組みについての座談会が掲載され、登壇者の一人に加えて頂いたことに御礼を申し上げました。
更に、貴重な写真集『みずしまー残された自然をたずねてー』(写真:森本二太郎先生 同財団編)を頂き感激でありました。
地域の皆さまに感謝、微力ながら、共に歩ませて頂くことを改めて誓った一日でした。