セカンドステージでの新たな活動に向けて


新刊本の上梓に向けた年内作業も、いよいよ大詰めを迎えています。
12月18日には、神田にある一般社団法人全国労働金庫協会・労働金庫連合会の仮事務所を訪れ、西田安範理事長をお訪ねしました。書籍の巻頭にお言葉を頂戴するため、インタビューのお時間をいただいたのです。約90分にわたり、要点を射抜いた、たいへん深みのあるメッセージをお話しいただきました。編集作業に携わる者として、身の引き締まる思いがいたしました。

午後からは、日本教育会館にて「人を大切にする経営学会」の理事会に出席しました。学会のさらなる活性化に向けて、多くの建設的な意見が交わされ、今後の方向性についても改めて考えさせられる時間となりました。

翌19日は、新刊本の編集作業のため、発行元である金融財政事情研究会出版部を訪問し、担当編集者の方とゲラの校正状況について打ち合わせを行いました。着実に形になっていく原稿を前に、完成への実感が少しずつ増してきています。

その後、JR信濃町駅前からタクシーで六本木へ向かいました。
東京一極集中の極みとも言える街、六本木は、流動化の象徴、あるいは権化のような場所かもしれません。軸を持つことが、かえって難しく感じられる街です。ゾルゲル運動、あるいはブラウン運動のように、理解を超えるスピードで動き続けながら生き長らえている——そんな印象を抱きます。正直に申し上げると、私にとっては少し苦手な街でもあります。
こうしたなかで、この日は政策研究大学院大学での企画会議がありました。近隣には新国立美術館や日本学術会議もあり、乃木坂一帯は実に多様で、多面的な顔を持つ土地柄です。こうした複雑さこそが、東京という都市の本質なのかもしれません。

さて、来年からは、岡山と東京の二拠点で、バランスの取れた生活を目指そうと考えています。岡山では、岡山県や県内自治体の地方創生支援活動を中心に取り組む予定です。東京では、労働金庫に関わる活動に加え、東京教育会館に事務局を移した「人を大切にする経営学会」の活動、そして六本木にある政策研究大学院大学を拠点とした、モビリティと社会インフラの維持・継続をテーマとする活動に力を注いでまいります。

こうした取り組みを通じて、残された自分の時間を、少しでも有意義に使っていきたいと考えています。しいて言えば、「老齢フリーランス」といったところでしょうか。
身体が続く限り、まじめに、そして何よりも楽しく、日々を過ごしていきたいと思います。