年内の御用納めは、12月24日、クリスマスイブに津山市で開催された「津山市総合計画審議会 第2回分科会」でした。暦の上では年の瀬、そして世間は華やかな一日ですが、私にとっては、静かに一年を締めくくるにふさわしい、大切な公務となりました。
津山市総合計画は、この先の津山市の姿を描き、行政運営の方向性を示す重要な指針です。この日の分科会では、前回寄せられた委員の意見を事務局の皆さまが丁寧に整理し、改めて説明がなされました。議論を重ねるたびに、計画が少しずつ具体性と厚みを増していく様子を感じ、関わる責任の重さをあらためて噛みしめました。
今回も、委員一人ひとりから率直な意見や感想が述べられ、予定された時間をいっぱいに使って議論が続きました。人口減少、地域の持続可能性、将来世代への責任――いずれも簡単な答えのないテーマばかりですが、それだけに、真剣な言葉が交わされる場の空気は引き締まったものでした。
分科会に先立つ時間には、山陽学園大学の神田將志教授とともに、美作大学を訪問し、桐生和幸学長にご挨拶をさせていただきました。急速に進む人口減少の中で、大学改革や大学経営が厳しさを増している現状について、短い時間ながらも率直な意見交換をすることができました。私自身が岡山大学でこれまで担当してきた業務についてお話しする中で、地方と高等教育のこれからを考える重みを、改めて感じる機会となりました。
すべての公務を終えたあとは、津山名物のそずり鍋を囲み、ほっと一息つきました。身体の芯から温まりながら、慌ただしかった一年の出来事が、静かに頭の中を巡っていきます。冷えた夜の津山の空気も、どこかやさしく感じられました。
おかやまの皆さまには、この一年、本当にお世話になりました。多くの方々との出会いと支えがあってこそ、ここまで歩んでくることができたのだと思います。これをもって、おかやまでの公務は一区切りとなります。
行政計画という重いテーマに向き合う日々のなかにも、人の言葉や土地の温もりに救われる瞬間があります。そんなことを思いながら迎えるクリスマスイブは、いつもより少し静かで、少しありがたい時間でした。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。