津山市でシンポジウム開催

県北で始めて地域総合研究センターが主催するシンポジウムです。

地方創生シンポジウム「地域社会の持続可能性を考える」が、6月3日、津山市の久米公民館を会場として開催いたしました。津山市と岡山大学が主催で、真庭市が共催、岡山県美作県民局、山陽新聞の後援で実施しました。

久米公民館の正面には、津山市が市民向けに利用促進を図っているパーソナルモビリティ(EV:トヨタ車体製コムス)が3台整列しました。その1台は県内唯一の二人乗りの車両です。

シンポジウムでは、冒頭、宮地昭範市長がクリーンエネルギーの活用による環境政策と地方創生の展開の重要性について持論を披露いただきました。全体の進行役は、岡山大学社会連携支援室の林忠行室長、準備は近藤亜希子さんと津山市の皆さんが担当しました。

さて、話題提供は、津山市から環境福祉部低炭素都市推進室の小林貴之室長補佐が「産官民協働による地域活性化ソフト化事業の展開」、真庭市から総合政策部の馬内雄大部長が「真庭市の総合エネルギー政策と地方創生」、岡山大学から小職が「都市と自然環境が共生する地方創生の構図」の3題、休憩をはさんで「地域社会の持続可能性を考える-地方創生との接合-」のメインテーマでパネルディスカッションを開催しました。津山市からはNPO法人エコネットワーク津山の神田寿則理事長、真庭市からは一般社団法人アシタカの赤木直人代表理事が、それぞれの団体の活動を中心に自治体との連携や関係など、環境を大切にした地方創生への具体的な取り組みについて、現場での活動報告がされました。コメントを津山市小林貴之室長補佐と真庭市馬内雄大部長が、コーディネートは小職が担当させて頂きました。

会場からも質問や意見が多数寄せられました。

結びに、「次回は真庭市での開催を目指したい」と宣言させて頂きました。