現役最後の学び


いよいよ2024年度の末日が近づきました。
3月29日、朝から新幹線で小倉駅を目指しました。
九州大学の恩師である川波洋一先生の一門で開催される、九州大学マネタリーカンファレンスに参加させて頂きました。
場所は前回と同様、JR小倉駅ビルに隣接する北九州市立大学のサテライトキャンパスです。注目される、中国の金融資本市場の現状と課題に関する報告が3題なされました。
香港市場を媒介とした、国際金融資本市場での中国のポジション、また、個人取引はじめリテール戦略からみた中国の5大銀行の経営状況、さらに中国金融資本市場の魅力度など、通貨(為替)、債券、株式など、多面的な分析を学ぶことができました。
また、メインの報告として、師匠である川波先生から、現代ファイナンスの考察に新たな視点での研究分析を行う、広義のジャンルとしては金融史からのアプローチをご教示頂くことができました。
毎回、貴重な情報と知恵を授けて頂く研究会に感謝いたしました。
現役は引退いたしますが、引き続き、一門の端にお加え頂くことで、研究者としての志を維持して参ることができそうです。
一門の先生方に感謝です。
帰路の小倉駅の新幹線ホームは、年度末とあって、人々で溢れていました。
良き金融政策の後押しで、景気が順調に上向いてくれることを祈念いたしました。