最終講義

この3月末で定年退官される医学部浜田淳教授の最終講義が、2月28日、医学部でありました。

浜田先生とは、2012年の美作市での開催をスタートに、毎年、地域包括医療ケアのワークショップの社会連携による実践型授業を県下でご一緒して実施して参りました。

地域の皆様から地域包括医療ケアへの取組状況や課題をお聞きして、ワークショップを開催して解決策を考える授業であり、今年は新型コロナの影響で、現地での授業は断念せざるを得ず、教室での講義が中心となりました。


最終講義では、まず、岡山大学附属病院の金澤右病院長・教授が岡山大学学部と病院の歩みや位置づけ、そして未来に向けた取組みについて浜田先生の退官を祝して記念講話をされました。

続いて、浜田先生が、これまでの岡山大学での足跡を辿りながら、思い出話を振り返りながら、「政策とは何か」との演題で医療政策の課題とあるべき姿について持論を披露頂きました。

心にしみる最終講義でした。


終了後、関係や親交が深かった皆さんから、次々と花束が贈られ、教室は盛大な拍手の渦に包まれました。

小職も、この授業で行動を共にしている川崎福祉医療大学の竹中麻由美教授と連名でお花を差し上げました。

これまでの数々の思い出がよみがえりました。

大変お世話になった謝辞を浜田先生に申し上げ、失礼いたしました。

これまでの本授業の様子をいくつか紹介します。