沖縄県南端の具志川城址と喜屋武岬までクルマを走らせました。
沖縄の海の青さと深さに心洗われました。
具志川城址は、沖縄本島最南端の字喜屋武具志川原に位置する標高約17mの崖に築かれた具志川城跡です。
正確な居城年数は不明なようですが13世紀~15世紀に居城された城とのことです。
驚きましたが、崖に沿うようにして自然の石を丁寧に積み上げた、素朴な中に精緻さも感じる野面積みの石垣がありました。海に通じる潮吹き穴(すーふちみー)があり、久米島から逃れた具志川城主が築いたという伝説があるようです。
この近くに喜屋武岬があります。
ここは大海原が180度のパノラマで広がり、地球の丸さを感じさせる水平線が目で見てわかります。
沖縄戦跡国定公園に指定され、沖縄戦で多くの人々が自決した場所として知られており、ここに鎮座している「平和の塔」にも黙とうを捧げました。
那覇へ帰路、糸満にある道の駅「いとまん」に立ち寄りました。
ここは2019年口コミ人気ナンバーワンを獲得した道の駅です。ここにある「遊食来(ゆくら)」は、大勢の観光客で賑わっていました。その多くは台湾はじめアジアからのインバウンド客のようです。
海鮮市場では、多くのお店に様々な魚類が所狭しと並べられています。お気に入りの品々をその場でチョイス、その場でお勘定を済ませ、広場のテーブルコーナーで、みんなで頂くシステムです。
何にしようかと、色々とひやかしましたが、実は沖縄由来の地元の魚を頂きたかったのですが、ほとんどの食材が、北海道はじめ全国津々浦々から輸入物まで、その国内・国際色の豊かさに驚きました。
ようやく、沖縄独自のお店を見つけました。「しるびーけん」にて地元のカニ汁と沖縄ポークおにぎりを頂き、その隣の創業大正8年糸満名産かまぼこ「西南門小かまぼこ屋」にて、卵の蒲鉾などを買い求め、お茶はさんぴん茶で、8月17日の午後は遅いランチとしました。
安くて、珍しい沖縄の食に満腹でした。
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