備前市振興計画審議会


今年も早いもので、9月が幕を開けました。
9月1日は、第4回となる備前市振興計画審議会が開催されました。地方創生2.0の方向性に基づき、人口減少を前提とした持続可能な社会づくりにシフトさせつつも、人口ビジョンは前期計画を踏襲して、第一目標は社会動態の減少幅を抑制することに注力する過程で出生率が改善するような環境づくりを目指す方向とすることにした。備前市の人口推計では、2025年には、ついに3万人を下回る見込みとなり、2030年では26,316人(65歳以上44.7%、15歳未満7.2%の超少子高齢化社会)まで減少を続ける人口推計が出ている。人口の年間減少数は、約600人(10年平均623人)であり、この10年間の極端な変化はないが、自然動態(出生・死亡)は減少数が増加し、社会動態(転出・転入)は減少数の改善傾向にある。出生数の2024年度は100人を下回り、自然増減についての出生数の激減が大きな課題であり、転入数、転出数ともに減少傾向にある。
さて、この日は、会議の前に、創業1905年の岡山を代表する鷹取醤油を訪問させていただき、鷹取宏尚社長から、備前地域のまちづくりについて貴重なお話を拝聴させて頂きました。鷹取醤油は明治38年(1905年)に創業、地域に愛される味を守り続けて、いまの鷹取宏尚社長で4代目ですので、お店は長い歴史に彩られて、磨かれておられ、重厚な造りです。軒先からは、甘いこいくち醤油の空気が降り注いでいるような心持ちになりました。新作ですとのお勧めも含めて自宅用に何点か購入、そして鷹取社長からお土産まで頂きました。
帰りには、久しぶりにセルフうどん発祥の「名玄」で、お気に入りのゲソ天とナスの天ぷらをトッピングにして美味しくいただきました。
また、今年は秋刀魚の便りがおおいなかで、初めて活きの良い秋刀魚を買い求め、煙をもうもう出しながら焼き上げ、美味しく元気を頂きました。
大根おろしの代わりに郷里愛媛の梅干と黒にんにく、そして鷹取醤油さんのポン酢と高知の柚子酢の両方で頂きました。
鷹取さんのポン酢は、味に奥行きがあり、風味も際立っており、秋刀魚にぴったりでありました。