今回の現地調査の目玉の一つである、「ド・モンティーユ&北海道」を視察いたしました。
ここは、日本で初めて外資として参入してきたフランス老舗ワイナリーで、令和5年9月に醸造所が開設され、令和6年12月にレストランがオープンしています。いま国内外から注目を集めているワイナリーです。
場所は、函館市桔梗町、函館市の郊外にはブドウ畑が広がり、その先には海がさらに広がる、ロケーションが最高のスポットに醸造所が建てられています。
ド・モンティーユ&北海道の矢野映GMに施設の隅々まで丁寧にご案内頂きました。また、北海道大学の石黒先生にフォロー説明をお願いいたしました。ここが、グリーン・ツーリズムの拠点に成長を遂げて頂くことを末宗理事長以下、財団一同で祈念いたしました。この景観は、生涯心に残ることを確信いたしました。
さて、二日目の昼食は、観光施設「五稜郭タワー」2階にある飲食店、四季海鮮「旬花」で頂きました。落ち着いた個室が観光施設内にあることに感心いたしました。エレベーターを利用して五稜郭タワーへ上りました。函館山と並ぶ函館観光の中心的スポットです。江戸幕府最後の戦いとなった五稜郭、新選組の土方歳三や海軍を率いた榎本武揚の活躍が日本史の大転換を記す1ページを飾たことを思い返しました。土方歳三は、東京都日野市の出身です。多摩地区に家を持つ、私にとっては、妻が日野市の隣町、八王子市の出身であることも手伝い、新選組の歴史的評価は別として、素直に顕彰しています。土方像にて記念写真を収めました。
こうして現地調査を終えまして、函館市役所にて、大泉潤市長を表敬訪問 、末宗徹郎理事長と意見交換、そして、ふるさと財団の活動説明をさせて頂きました。鹿礒純志農林水産部長、中村農林水産部次長、石岡正直農務課長、外部専門家の北海道大学石黒侑介准教授に同席頂きました。
休憩をはさみ、次に「令和7年度第2回函館市グリーン・ツーリズム推進会議にオブザーバー参加させて頂きました。全体のコーディネートは、株式会社さとゆめの皆さん、進行役は北海道大学石黒先生、メインテーマは、高付加価値・滞在型グリーン・ツーリズム商品販売についてです。函館市グリーン・ツーリズム推進会議委員の皆さんとは、や地域住民代表(亀尾町会長)からは、穏やかな語りのなかにも、確固たる信念と覚悟訪問の際に既に意見交換をさせて頂いています。初めてお会いした方は、箱館会 幹事長(函館バス(株)営業課長)の渡部十月哉氏と名刺交換させて頂き、2次交通の確保や公共交通の重要性について意見交換させて頂きました。
推進会議終了後に、市の皆さんと外部専門家(石黒先生)、ふるさと財団の三者で、進捗状況の精査と意見交換会を開催いたしました。
腹蔵ない意見を述べさせて頂きました。
市と外部専門家から、それに対する返答を頂きました。
概ね予定通りにプロジェクトが進んでいることに安堵すると共に大きな期待を寄せさせて頂くことができました。
函館市の皆様に感謝の意を表明、石黒先生にもお礼を述べ、市役所を後にいたしました。
函館駅にお出迎えからお見送りまで頂いた、ご担当の毛利隆志主査に心より深く感謝申し上げました。
番外編、函館空港から最終の羽田便が濃霧で欠航、わたしたちふるさと財団一行は、帰れなくなり、もう一泊することになりました。
最終便の欠航の情報を聞きつけ、再び、毛利隆志主査が空港へ戻ってきて頂きました。
翌日、7月5日の新幹線で帰路に着くことになり、函館駅での旅券の購入から、ようやくとれたホテルまでお見送りを頂きました。
本当に感謝の気持ちを語り尽くせないほど、お世話になりました。
この御恩は生涯忘れるものではありません。
思い出に残る北海道現地調査でした。