いよいよこの日が訪れました。
この3月末で退官ということで、2月28日、ありがたいことに、同僚の皆さんが、300名を収容できる、岡山大学津島キャンパスに新築された「共育共創コモンズ」を会場に最終講義の事務局をご担当くださいました。
お陰を持ちまして、学内関係者は、那須保友学長先生、三村由香里理事はじめ関係部署から、そして何よりも日頃からお世話になって参りました地域の皆様方が多数駆けつけてくださいました。また、わざわざ、東京、名古屋、大阪、九州など遠方から、そして妻、娘、孫、親族までが来岡してくれ、200名近い皆様にご来場を賜り、誠にありがたい最終講義とすることができました。進行役は、同僚の岩淵泰副本部長が務めてくれました。
さて、講義と申しましても、授業ではなく、岡山大学に着任して以来、10有余年、3代の学長先生に仕えて参りました業務内容(大学からお与え頂いたミッション)と県内自治体での学生を連れた実践型授業や自治体の総合計画や創生総合戦略などの策定をお手伝いした振り返りを、90分間、ご紹介させて頂きました。冒頭は、那須や学長がご挨拶をしてくださり、結びは、(一財)地域公共交通総合研究所の小嶋光信理事長(両備ホールディングス会長)から温かいお言葉を頂戴することができました。
そして、大勢の方々から見事な花束や記念品を頂戴することができました。こうして盛大な拍手で祝ってくださいましたなかで、無事に最終講義を終えることができました。
また、会場を「共育共創コモンズ」からパーティ会場となりました「Jテラス」へ移しまして、卒業記念パーティを開催して頂きました。かつての同僚で、現在は東海大学で教鞭をとられている前田芳男教授にご挨拶と乾杯のご発声を頂きました。瀬戸内市裳掛地区の皆々様はじめ、会場に入りきれないほどの皆さんがお越しくださり、和やかな雰囲気の中で、皆々様に謝辞を述べさせて頂きました。〆は、かつての担当課長である高月希一郎前企画総務部長から閉会の辞を頂きお開きとなりました。
これまでの現役生活の集大成として、生涯、忘れることのない、記念すべき日とさせて頂くことができました。心ばかりの御礼にかえて、東京の出版社の友人たちが音頭を取り勧めてくれて、先日、上梓できたばかりの自叙伝『行雲流水-ジイジから孫へ贈る言魂』(まさに自慢話集のエンディングノート)を、お荷物になりますが、ご謹呈させて頂きました。
これまで頂きました、数々のご指導とご厚情に対しまして、心より厚く御礼申し上げます。
さて、2次会は、西川緑道界隈に席を移しまして、幹部職員の方々を中心にかつての同僚職員の方、教員は工学部の氏原岳人准教授が、そして、かつて岡山大学へ出向頂き、弊職と共に地域のために活動をした、山陽新聞社三木良一氏と岡山市流尾正亮氏の両名がお付き合いください、皆で当時を振り返りながら、夜は深けてゆきました。
ご迷惑ばかりおかけしてきましたのに、最後まで、こんなに大勢の職員や関係者の皆さんが祝ってくださるとは、本当にありがたい限りでございます。
皆々様に、心より深く感謝申し上げました。