京都大学で学びを続ける


老いないように、恩師、川北英隆京都大学、名誉教授のもとで自らの研究テーマに磨きをかけようと、二人の同志を誘い、6月16日、17日と一泊二日の日程で、朝から京都へ向かいました。
京都大学の一室をお借りして、総勢、恩師を含む4名体制で、「リテールファイナンス」をテーマに、未来の金融経済の将来性に関する議論をいたしました。

まず、集合時間に余裕をもって京都大学へ参り、その前に、岡山大学でお世話になった、荒木秀治学務部長、教育改革戦略本部副本部長のお部屋を訪問しました。
多くの実績と研鑽を重ねられた賜物と言えると思料しますが、偉くなられたと感心いたしました。
国立大学の改革の行方について意見交換をさせて頂きました。

さて、待ち合わせ時間に、更に少し時間の余裕がありましたので、恒例の吉田神社へお参りをしようと思いましたが、この日の京の都の暑さは猛烈であり、諦めました。
こうして午前中から翌日のお昼まで、猛暑の京で大人の勉強会となりました。
屋外では額に、屋内では脳天に、汗を書いた二日間でした。
各人の専門から大いに持論を述べ合い、日本の未来について互いの主張を傾聴しながら、合意点を探り、目指すべき研究の方向性について確認、執筆の分担を決めました。
肩の力をゆるり抜きベテランは錆びぬよう歩もうと皆で決意をいたしました。
こうして、企画骨子がまとまりましたので、日暮れから京の精進料理でひと時の涼を楽しみました。
翌日、6月17日は、古谷雅彦氏と八坂神社前の「いず重」にて、名物の押し寿司を頂きました。一番人気の鯖寿司は、良質の鯖が不漁とのことで、当分は提供が叶わないとのことで、がっかりしました。異常気象がこうしたところにも影響を与えていることに改めてその深刻さを感じた次第です。鱧と甘鯛の押し寿司、お稲荷さんといたしました。
昼食を済ませて、友人の病の治癒祈願に八坂さんにお参りいたしました。
併せて、自分や家族、友人たちの健康祈願もいたし岡山への帰路につきました。
大人の時間を実感した京都遊学でした。