四国八十八箇所第八十八番札所結願寺の大窪寺です。
最近、身体にちょいと不安が出てきましたので、2月24日、中抜きして参拝しておこうと思い立ちました。
大窪寺の近くに、道の駅へんろ旅、いやしの里「ながお」がありましたので休憩しました。道を隔てて向こう側に「さぬき市へんろ資料館」がございました。これは拝観しておかねばと立ち寄りました。
空海の長安への道や数々のお遍路さんにまつわる品々、さらに、小職の郷里である西条市小松町の第60番札所である「横峰寺」の古い写真を見つけました。
道の駅では、地元の素朴感がバケツに一杯、美味しそうな田舎コンニャクを買い求めました。
さて、ここ大窪寺は霊場会HPによれば「八十八ヶ所結願(けちがん)の霊場「大窪寺」。徳島県の県境に近い矢筈山(標高788m)の東側中腹に位置します。縁起によると、養老元年に行基菩薩がこの地を訪れた際に、霊夢を感得し草庵を建て修行をしたと言われます。弘仁6年に、唐から帰国した弘法大師が、現在の奥の院にある岩窟で、虚空蔵求聞持法を修法し堂宇を建立。等身大の薬師如来坐像を彫造し本尊とされました。また唐の恵果阿闍梨より授かった三国(印度、唐、日本)伝来の錫杖を納めて大窪寺と名づけ、結願の地と定めました。」と紹介されています。
ここには、八十八か所を廻り終え、満願成就した方の杖が奉納されています。
丁度、本堂には般若心経の大合唱が響き渡っていました。
独特のリズムに身体全身に染み入り、鼓動が高鳴りました。
また、多くのみなさんが、結願証明を受けていました。
境内を廻り、お腹が減りましたので門前の「野田屋」で打ち込みうどんを注文しました。
なんとこれが絶品で驚きました。
山梨ほうとうよりも具沢山で麺は讃岐です。
孤独のグルメよろしく長生き出来そうな気分にさせてくれました。
また、クルマで20分くらいでしょうか、椛川ダムの麓に湧く「さぬき温泉」に足を延ばしました。
泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)とありました。
とても肌に優しい泉質でした。
特に長い外階段を下った露天風呂は、野趣あふれるしつらえであり、札所巡りの満足感を、さらに盛り上げてくれました。
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