『地域モビリティの再構築』上梓

この度、政策研究大学院大学の家田 仁先生と、一財)地域公共交通総合研究所の小嶋光信理事長の監修により、「地域モビリティの再構築」を上梓いたすことができました。
わが国のモビリティの最前線をけん引する識者の手により、国の諸政策、環境変化の状況を踏まえ、公共交通にまつわる最新の事情を反映した、時宜を得た良書であると自負しています。
8月5日、最初に現物が地域公共交通総合研究所に届いたと、同研究所の町田専務理事が昼休みにロイヤルホストで手渡ししてくれました。
私は弁当を食べていましたので、あんみつの甘さで完成を祝いました。

目次は下記です。

総論 地域モビリティ問題の本質~求められる俯瞰的総合~
第1部 転換期の地域モビリティと未来へのデザイン再構築
第1章 目指すべき地域社会と地域モビリティ
第2章 モード・路線再編による再構築
第3章 地域公共交通の現場で何が求められているのか? 
    ~キーワードは「適材適所」~
第4章 まちづくりからみた再構築
第5章 情報技術による再構築
第6章 車両技術による再構築
第7章 災害・防災から地域モビリティを捉えなおす
第8章 SDGsで活かす交通権確保の道筋

第2部 地域公共交通を支える現場の最前線から
第1章 日本の地域公共交通をサステナブルに維持する方策と課題
第2章 地域公共交通のCX・DXと再編が地域を救う
第3章 地域公共交通が果たす都市の持続可能性
調査報告 「公共交通経営実態調査」に見る新型コロナ災禍の影響

岡山では小嶋光信理事長が監修、小職は編著を担当、第8章SDGsで活かす交通権確保の道筋で、倉敷市のSDGs事例を紹介させて頂きました。
かつてご指導を受けた、家田仁先生(監修:R2土木学会長)、鎌田実先生、加藤博和先生、さらに富山市 森雅志 前市長、経営創生基盤 冨山和彦代表など多彩な著者陣です。
自治体関係者でご興味・関心ある方にお勧めいたします。