久しぶりの松江にて

松江

2月20日、先日の鳥取に続いての地域の勤労者の安心な暮らしをテーマとして自主研究で松江を訪れました。
松江は大好きなまちです。昔は仕事や家族で何回も訪れました。しかし、訪れるたびに進化を遂げて迎えてくれ、新しい感動を与えてくれるのが松江なのです。駅から宍道湖へ出て松江城、そしてお堀の界隈を散策いたしました。

松江

松江

道路整備が進み、中心市街地やお城の外周部分、特に小泉八雲記念館のある古い街並みを保存した沿道には、様々な工夫がみられました。城下町のため道路は敵の侵入を防ぐために複雑に交差しているなどの特徴があるのですが、道路形状、標識やカラーリングにも創意工夫が見られました。外から来る観光客を相当に意識したつくりになっていることは明らかです。

小泉八雲記念館前の通り

小泉八雲記念館前。こちらからこの他の「島根県松江市の街並」の写真がご覧いただけます

また、松江歴史館などの整備にも力を入れていることがわかりました。ちょうど、島根大学の協力により、小泉八雲の手紙が公開されていました。彼がいかに松江を愛したか、また、熊本でいかに嫌な思いをしたかなど、彼のプライベートな気持ちを綴った書簡の公開には驚きました。こうしたハード面ばかりではないソフト面に配慮した企画は、当地の知的レベルの高さを物語っています。

また、松江といえば第7代藩主である松平治郷(不昧公)に代表される茶の湯と銘菓の数々です。これは毎回来るたびに迷います。上品で美しい和菓子がものすごい種類並びます。

老舗の鰻屋「やくも」にて、名物のうな丼

加えて、お昼には老舗の鰻屋「やくも」にて、名物のうな丼を食しました(昔、住んでいた名古屋のひつまぶしも上等でしたが、ここ「やくも」は素朴ながら味わい深かったです)。こうして、慌ただしい仕事に明け暮れる毎日に貴重な一服の清涼の時とさせていただきました。

中国労働金庫の大﨑康弘副理事長(左)と記念撮影

中国労働金庫の大﨑康弘副理事長(左)

学習会への参加と講演させていただいた後の懇親会では、中国労働金庫の大﨑康弘副理事長が小職と学年が一緒であることが分かり、大いに話が盛り上がり、再会を期して記念撮影とさせていただきました。最後は屋台のラーメンを馳走になりました。

暖かいおもてなしの松江人に感謝です。

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