学都研究報告会開催

学都研究報告会
2月27日、岡山大学地域総合研究センターのミッションの一つは、大学と地域の連繋に関する学術研究を蓄積し、地域創成に必要な情報を発信することです。学都岡山の創生のため、平成24年度は4つの柱を「地域と医療」、「地域と環境(クリーンエネルギー)」、「地域と教育・スポーツ」、「まちづくりと地域創生」、とし、さらに「学都データベース」など、岡山大学と岡山県が持つ独自性を意識した研究を実施しました。
このように岡山大学地域総合研究センターでは、森田ビジョンによって提起された「美しい学都」の創成に向け、さまざまな分野の学都研究を行っています。また、大学職員や学生が自らまちづくりに積極的に参加する活動も支援しています。今回の報告会では、平成24年度のそれぞれの研究や活動の成果を発表し、参加者の意見も伺いながら今後の取り組みに活かしていきたいと考えています。
今回のプログラムを紹介します。
まず、冒頭では森田潔学長からご挨拶をいただき、センター長である荒木勝理事・副学長から学都研究の意義、目的・狙いについて講話いただきました。進行役は午前の部は小職がつとめました。そのプログラムを紹介します。

【オープニング(教員、学生、職員からぞれぞれ1名)】
  1. 「おかやま」防災まちづくり教育研究プロジェクト~まちづくりに貢献できる「熱い心」と「冷静な頭」を持った人材の育成を目指して実施した岡山市の防災まちづくりに関する調査・研究
    • 報告者:大学院環境生命科学研究科 氏原岳人 助教
  2. 岡山と被災地をつなぐ学生の被災地支援活動
    • 報告者:おかやまバトン(学生団体)
  3. キャンパスアジア「まちなかキャンパス」
    • 報告者:云洪凌(国際センターキャンパスアジア事務局職員)
【学都研究報告】
  1. 地域と医療~地域包括ケアの構築に向けた美作市・総社市のワークショップ、新見市との協働プロジェクト、ネットワーク・アゴラの勉強会などを踏まえ、今後の共同研究と実践的な取り組みを展望
    • 報告者:大学院医歯薬学総合研究科 浜田淳 教授
  2. 産学官民連携組織「ネットワーク・アゴラ」の地域貢献活動~ネットワーク・アゴラの活動のコンテンツを紹介するとともに、平成24年度に行った対話型勉強会、公共政策セミナー・ワークショップ等の活動報告
    • 報告者:大学院社会文化科学研究科 中村良平 教授
  3. 地域スポーツ・デザインの行政・大学・市民による協働構築~生活者にとってのスポーツの意味とは何か?スポーツは地域に”絆”を生み出すか?こうした疑問に答えるべく実施した美作市における調査・研究の報告
    • 報告者:スポーツ教育センター 高岡敦史 助教
  4. 地域と教育~学校を取り巻く環境を如何に改善すべきか? 大学にできることは何か?学生の学力を上げつつ地域力を上げる方法はないか?この視点から、法教育を含む児童生徒の権利をまもるための教育のあり方と生涯教育に対する支援のあり方に関する研究報告
    • 報告者:大学院社会文化科学研究科 中富公一 教授
  5. 学都岡山の実現可能性を探る~岡山を学都にするためには何が必要か?この疑問に答えるために行った「学都指標」というデータを用いた都道県比較とそれを踏まえた岡山の課題と可能性に関する研究報告
    • 報告者:大学院社会文化科学研究科 平野正樹 教授
  6. 未利用資源を活用した持続可能な地域社会の構築に向けて~なお、現在、地域総合研究センター専門委員会において、研究分野の担当を分担し、各教員が研究にあたっている。
    • 報告者:大学院自然科学研究科 冨田栄二 教授
【まちなかキャンパス企画報告】

大学職員や学生が、住民や行政、企業、経済界などと対話しながら、地域が抱える課題の解決方策を考えたり、まちづくりのアイディアや大学と地域をつなぐ取り組みを実践する「まちなかキャンパス企画」の活動報告です。

■職員企画
  1. 岡山大学・ベネッセ若手職員合同合宿:久保田将弘(財務部)
  2. 新しい学びのデザイナー育成講座:坂本清美(教育学部)
  3. まちなか出前実験教室:栗本有紀子(工学部創造工学センター)
■学生企画
  1. 東ティモール独立ドキュメンタリー『カンタティモール』鑑賞ならびに制作者トークショー:I.S.A(日本国際学生協会)
  2. Study Tour:I.S.A(日本国際学生協会)
  3. 子どもと学ぶ岡山の課題発見教育プログラムの開発:社会科教育講座大学院
  4. 七夕祭り・ウェルカムデー:Li☆Luck
  5. 満月bar:満月bar実行委員会
  6. P[h]oto(ポト):@写ガール
  7. 岡山芸術回廊旧内山下小学校学生企画:プロジェクトチーム「ゴ」

以上です。なお、最後の質疑応答とまとめは、小職からさせていただきました。春休みの開催とあって、全体として来場者数が少なかったのが残念で、主催したわれわれの責任であると反省しています。
こうしたなかで、経済界、NPO、マスコミなど多くの関係者が駆けつけてくれたこと、そして学生たちの報告が、1年前から比べると格段に成長していて、いつでも社会に出られる素養と自信がついていると確信できた点はうれしかったです。
来年度も引き続き研究や活動を継続してまいります。皆さん、応援をよろしくお願いします。


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