「地方創生人材支援制度」仕上げ

1月31日、倉敷市での会議を済ませ、夜の新幹線で東京へ移動、神田明神の鳥居を抜け、男坂上を右折、女坂にホテルに入りました。男坂よりも女坂の方が、急で曲がりくねっております。東京の移り変わりには、毎度毎度、驚かされます。就寝前、東京での思い出が巡る宵でありました。


さて、2月1日は、お昼時に、文部科学省高等教育局の岡山大学がお世話になった先輩にご挨拶を申し上げ、来年度の授業の打ち合わせをさせて頂きました。

さて、午後1時過ぎに霞ヶ関の合同庁舎4号館にて、地方創生人材支援制度第6回報告会(平成29年度の地方創生に関する制度・施策の方向性に関する説明会と、全国各地の自治体へ派遣されている担当者の報告会)に参加いたしました。選ばれた8名(地方創生シティマネージャー)の報告では、小職が派遣されている井原市での活動報告と倉敷市を中枢都市として取組みが本格化する「高梁川流域中枢都市圏構想」をテーマに、8番目の最後の報告者として話題提供をさせて頂きました。


小職は、地方創生人材支援制度の第1期生であり、この3月で2年間の任期を終了します。今回の報告は、その仕上げという位置づけで、及ばずながら岡山大学を挙げて支援への取組みを進めてきた実績と、今後の課題について、本音を腹蔵なく述べさせて頂きました。山本幸三内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革)はじめ、内閣官房まち ひと しごと創生本部・内閣府地方創生推進室の皆様、そして約80名の派遣者の皆様に、思いのたけをお伝え申し上げました。


会議終了後、霞ヶ関から報告会の懇親会が開催された地下鉄半蔵門へ向かいました。半蔵門駅の壁に彩られた「六代菊五獅子(鏡獅子)」は、井原市キャラクター『でんちゅうくん』のモデルです。作は平櫛田中(ひらぐし でんちゅう)、本物は国立劇場ロビーに飾られています。

さて、懇親会では各担当地域での活動について意見交換をさせて頂きました。それから、平河町のイタリアンレストランで久しぶりに財務省(現在内閣審議官として出向中)幹部と会食、現在の国の政策についてご指導頂きました。世の中の動きは早く、国としてのいろいろな苦労、そして小職のレベルでは知り得ないことが相変わらず多いことに驚きました。日本の行方を占うのに重要なポイントを教えて頂くことができました。


さらに、宵もふける時刻となりましたが、赤坂溜池へ移り、地方創生の反省会で盛り上がる居酒屋へ遅刻参加、同業の大学教員(女性)はじめ、最前線で活躍するシンクタンクの面々です。お疲れで寝ておられる方もいました。

2月2日は、神田明神を出立、神田駿河台で打合せを済ませ、徒歩で水道橋にあるトヨタ自動車東京本社へ移動、社内ミーティングルームで打ち合わせでした。岡山市で実施されたパーソナルモビリティの社会実験の反省と来期に向けた意識合わせを行いました。


さらに、水道橋から九段まで移動、本センターのサイト作成のアドバイスを頂いている企業にご挨拶をして、最後に靖国神社大鳥居前にある「人を大切にする経営学会」の事務局へ寄り、学会員向けのインターネットTV番組の収録を行いました。


この日は、品川・新横浜間で、新幹線の線路に人が立ち入った影響でダイヤが乱れ、岡山市内で開催されたセンターの歓送迎会に間に合いませんでした。盛りだくさんの東京出張でした。