電機連合岡山地協電機産業労使懇談会


電機システム分野での共同研究はじめ、デジタル田園研究領域で岡山大学と交流の深い、電機産業の企業経営者や労働組合の皆さま合同の懇談会が、6月19日、「ピュアリティまきび」を会場として開催されました。
『人を大切にする経営学用語事典』の内容紹介をさせて頂きながら、人を大切にする人本経営、ウェルビーングの実践をテーマに基調講演をさせて頂きました。
パナソニック様からは松下幸之助翁、そしてオムロン様、村田製作所様など、経営理念を現代にいかに伝えるか意見交換、さらに岡山県における業種別最低賃金のあり方や大企業と中小企業との賃金格差、働き方改革と新入社員の育成にまで議論は及びました。

退職はいたしましたが岡山大学の不易流行経営、未来に向けた研究や人財育成の方向性についてもお伝え申しあげました。
監修を担当させて頂いた『人を大切にする経営学用語事典』は、ありがたいことに、上梓1ヶ月でたちまち増刷です。

懇談会は盛会のうちに閉会しました。
その夜の懇親会は、新鮮な魚と全国の日本酒を提供することで有名な「はまゆう」で開催されました。
この日の講演で、話題提供した根本経営の発想のひとつ「年輪経営」を紹介いたしましたが、その年輪経営を実践している第一人者、伊那食品塚越英弘社長と「はまゆう」のご亭主が旧知の間柄であり、その縁を作った伊那の銘酒「年輪」を酌み交わしながら、年輪経営の大切さで意気投合した岡山の夜会でありました。

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