備前市・瀬戸内市訪問

9月14日、午後から学生たちと備前市教育委員会に杉浦俊太郎教育長をお訪ねし、備前市で進められている「アマモ再生」を核とした環境学習についてヒアリングをさせて頂きました。特に今年は「全国アマモサミット2016 in 備前」が備前市日生にて開催され、地元日生中学校の生徒さんが、アマモの再生に取組む漁協の皆さんの活動を台本にして演劇として披露(脚本は日生中学校藤田孝志教諭)するなど、地元での活動や研究報告が話題を呼びました。また、岡山大学生も専門家に混じり、多くの現場体験をさせて頂いています。


その後で、学生たちは、締め切り間際の超多忙な時間帯に山陽新聞備前支局をお訪ねし、その仕事ぶりを見学させて頂きました。

そして、備前市を後にして瀬戸内市へ移動、夜は瀬戸内市裳掛地区コミュニティ会議に参上申し上げました。この日は農林水産省の予算で展開されている「平成27年度農村集落活性化支援事業」の実施報告会がありました。報告書には岡山大学「まちづくり研究会」のワークショップや活動内容もカラー写真を使って紹介いただいていました。参加した学生代表たちも満足の様子です。また、地域の皆さんに対して実施された意識調査アンケートの集計結果を始めて拝見いたし、「地域の将来ビジョン」を具現化するために、とても貴重な生の声がまとめられていて、持ち帰りきちんと分析させて頂く事をお約束いたしました。


この報告会の後で、これまで裳掛地区に東京や大阪から移住された皆さん方が、地域の皆さんの前で紹介され、お一方ずつ抱負を述べられました。地域の皆さんから、大きな拍手がおくられました。また、学生たちの頑張りに、地域の皆さんから励ましとねぎらいの言葉を頂戴いたしました。

今後とも、学生たちの面倒をお願いすると共に、地域の創生活動をご支援いたすことを宣言申し上げました。