貯金保険機構訪問

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の8つのJAが貯金保険機構の資金支援を得て、経営の建て直し、資本の増強・信用の維持、利用者の生活や事業の再生に努力を続け、その資金を貯金保険機構に完済する事が出来ました。9月15日、その再生状況を第3者の立場から評価する報告書の執筆を担当させて頂きました。

晴れの国の大学が担当すると言うのもちょっと不思議な話ですが、段ボールに満載された資料を読み解くにつけ、改めて被害の甚大さを痛感しました。

また、岡山県は、その晴れの国故から、日本で一番防災意識が低いと言われています。日頃の備えが大事であると、真剣に思います。

受託により頂きました資金は、熊本地震の支援活動や学生の地域活動に必要な道具の購入に使わせて頂きます。

昨日は、東京丸の内にある貯金保険機構にお伺いして、報告と意見交換をさせて頂きました。岡山県内JAさんや一次産業の状況、6次産業の展開状況についても貴重なお話をお聞きする事が出来ました。

岡山大学では、引き続き被災地支援活動と防災意識向上につとめて参ります。