森陶岳展


9月4日、台風を予感させる風がある牛窓港です。

瀬戸内市美術館で開催中の「森陶岳展」に参りました。森陶岳氏のHPによれば「1937年、岡山県備前市伊部生まれ。岡山大学教育学部特設美術科卒後、中学の美術教師を経て陶芸の道に入る。「古備前」に魅せられて中世の大窯焼成計画を立て、兵庫県相生市内の山中に登り窯(全長46メートル)を築く。その後、岡山県瀬戸内市牛窓町寒風に移り、大窯(全長53メートル)と「森陶岳大窯」(全長85メートル)を完成させた。2015年に「森陶岳大窯」で焼成を行い、大きな成果を得る。」とあります。

瀬戸内市美術館の森陶岳展紹介は「瀬戸内市在住、岡山県重要無形文化財の森陶岳氏の仕事の全貌を紹介する展覧会です。初期・伊部での作品に始まり、江崎一生・加守田章二との三人展出品作、相生大窯での作品、瀬戸内市寒風での現在にいたるまで作陶の軌跡を追いました。東京・京都の両国立近代美術館、東広島市立美術館、敦井美術館、ほか個人所蔵作品から代表作を展示します。」です。


ちょうど、岸本員臣館長のギャラリートーク(解説付き)があり、丁寧なお話をお聞きしながらの拝観により、素人の私にもよく理解できました。驚きの作品の数々に息をのみました。

ぜひ、お出かけください。

また、寒風陶芸館では陶岳先生ご本人による大窯見学会がありました。残念ながら時間の都合により断念です。

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