猛暑おかやま探検隊

猛暑と申しましょうか、酷暑と申しましょうか、この夏は、正直、異常気象だと言えます。8月4日、朝から、両備グループ主催の新岡山港で開催された、「のりもの大集合 in 港のマルシェ」を見学に参りました。ウリは、「バスやトラックなど働く車が大集合、普段は座れない運転席に座ることができます、車両に乗ることで、のりもの体験スタンプを集めてゲームに参加することができます!」です。
ところが、なんとなく想定はしていましたが、駐車場にクルマを置きまして、外へでましたら、危ないくらいの気温の高さ、一気に汗が吹き出しまして、正直、見学する余裕がありません。
ささと、担当されている方にお声かけをしてから、会場をひと回り、港を眺めながら、出店でアイスを買い求め、「来たぞ」写真を数枚撮りまして、のりもの体験は諦めまして、早々に失礼いたしました。

新岡山港から瀬戸内牛窓へクルマを走らせ、夏の恒例行事であります、特産牛窓西瓜の直売所「みどりの屋根のすいか屋さん」に参りました。
駐車場は大混雑、今年は仕事が忙しくて、最盛期には少し遅れ、「赤い彗星」、「紅まくら」、「羅皇」、「金色羅皇」など、お目当ての品種は時期が過ぎていましたが、それでも畑から収穫したばかりの大玉、満足のいく「必勝」をゲットできました。この季節、瀬戸内は「瓜の恵み」が盛りです。その代表格が、西瓜、そうめん南瓜、冬瓜です。

お目当てのスイカを手に入れましたので、その足で、牛窓神社を参拝いたしました。牛窓神社では夏を越すための「茅の輪くぐり」の神事が催されており、宮司さんが参拝者に法話をされていました。眼下に瀬戸内を望みながら、畑一面に向日葵が満開でした。
そして裳掛地区の小さな拠点である「あけぼのの家」へ周りまして、瀬戸内市から和気町で中華そば「てんしん」和気店にて暑さに負けぬよう元気をつけるためのお昼としました。

それから赤磐市の「血洗の滝」と新しく造られました社へ参拝、さらに林道を美咲町へ抜けて、本山寺(ほんざんじ)へ久しぶりに参拝してから帰路につきました。
血洗の滝は、赤磐市のまさにパワースポットのひとつで、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した素戔鳴尊(すさのおのみこと)がこの滝で血にそまった剣を洗い、滝水で身を清めたと伝えられており、「血洗」の名がつけられています。また、本山寺は、岡山県で最も大きな三重塔があり、浄土宗の宗祖と言われる法然上人ゆかりのお寺で、法然上人の両親が寺を参拝した際に子宝祈願をして誕生したのが法然上人だと言われています。法然上人誕生の地として名高い久米南町「誕生寺」は、ここからクルマで15分くらいの地にあります。

猛暑に中を岡山市、瀬戸内市、和気町、赤磐市、美咲町、久米南町とロングドライブを楽しみました。暑さのためにクルマでの移動が中心で、徒歩の数は少なかったものの、気分転換には最高の岡山を満喫した一日でした。