若き日のNYウォール街
日経平均株価が、8月5日、先週末比4,451円安の3万1,458円で取引が終了しました。
1987年ブラックマンデーを超える、一日の取引では、過去最大の下げ幅を記録しました。「いつか来た道」とか「歴史は繰り返す」と申しますが、大蔵省公益法人勤務時代のニューヨーク、かれこれ30年は前の青春時代、遠い昔の思い出が蘇りました。
この頃は意気盛んで、見るもの、聴くもの、触れるもの、全てが新鮮でした。
特に、アメリカ東海岸、ニューヨークではウォール街を行き交う人をみて、その街の活気に驚きました。ボストンでは、世界のハーバード大学のキャンパスの広さと学びの深さに驚きました。そしてワシントンDCでは、ホワイトハウスと米国議会の仕組みに肌で触れ世界を制する政治のパワーに驚きました。
いまの日本も、事情は異なるものの、依然としてアメリカの存在を無視できずに、毎日が過ぎて行くとの思いは変わりません。
とは申せ、かつての輝きはその光に陰りがみえてきたようにも感じられます。
そして、更に、日本経済は、輝きを失ったようにしか思えません。
私たちの社会は、これから、どこへ向かうのでしょうか。
(古いアルバムを開きましたので、掲載させていただきます)