京都で学び

働き方改革の実践で、お休みを頂き、3月12日は、雨の京都へ参りました。
思いの外、雨が激しく、靴がぐしょ濡れながら、加茂川沿いをトボトボ、1日で2万歩を超える歩数を記録できました。


その様子です。
京都駅からは、地下鉄烏丸線で今出川駅まで参り、御所の中を通り抜けて加茂川へでまして、加茂川の川石を飛びながら、向こう岸へ渡りまして田山方面へ向かいました。
京都大学で、共同教育研究の打ち合わせ会に参加いたしました。
恩師の川北英隆名誉教授に指導を頂きながら意見交換会を持つことができました。
お昼は、東一条館近くの魚料理中心でおばんさいが付く食堂で、日常の様子などの話題を交換させて頂きながら、ゆるりと過ごしました。

そして加茂川沿いを京都駅方面へ歩きながら、散歩を兼ねて帰路につきました。
川北先生は四条河原町方面ですので、四条大橋でお別れいたし、小職は少し時間に余裕がありましたので、五条手前の松原橋から建仁寺へ向かいました。


建仁寺は、京都最古の禅寺で、建仁二年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されとされています。この臨済宗の創始、栄西禅師は、岡山生まれです(浄土宗の創始、法然上人も岡山生まれです)。
威風堂々とした佇まいのなかにも禅寺の落ち着きがあり、お庭はもちろんのこと、「風神雷神図」はじめ襖絵の数々に、時を忘れて見入ってしまいました。

また、我らが亥年生まれを守る、臨済宗建仁寺摩利支尊天に詣でました。


狛犬の代わりに猪が祀られています。同寺によれば「摩利支天は仏法を護る善神として禅宗では大切にされており、(中略)古来より開運勝利のご利益、また亥歳生まれの方には守り神として深く信仰されています。」と記されています。
岡山では和気神社も猪ですが、摩利支天は亥年生まれの守り神とあって、家内安全、無病息災、武運長久、世界平和など思いつくまま四字熟語を欲張りにお願いさせて頂きました。また、イノシシの絵馬を買い求めました。
帰りに半兵衛麩にて京麩を土産に帰岡、お気に入りの鷹取醤油&山葵で頂きました。
雨の京都を楽しんだ一日でした。

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