東京の拙宅に戻りましたら、庭の水仙が満開でした。
現在、京都大学名誉教授の川北英隆先生が、東京国分寺から京都へ転居される際に頂いた水仙です。
1月28日、南武線、青梅線、五日市線を乗り継ぎ、武蔵五日市駅まで参り、街中を散策しました。
都民に馴染みの五日市街道は、杉並区の青梅街道の五日市街道入口交差点から、あきる野市の秋川街道の武蔵五日市駅前交差点に至る延長42kmの都道です。この日は、さらに、JR五日市線の武蔵五日市駅に近い秋川街道の東町交差点から、秋川と南秋川に沿った渓谷沿いの山岳道路で、檜原村へ向かう檜原街道に沿いながら緑豊かな景観や神社仏閣、そして草花やお店を楽しみながらゆるりとした時間を過ごしました。
五日市駅の北側にある臨済宗建長寺派の古刹「徳蔵禅寺」では、蠟梅(ロウバイ)の花が満開でした。昼食は駅近くの「天和」で、素朴な味のする醤油ラーメンんと餃子を頂きました。そしてまちなかに洋菓子の「不二家」さんと和菓子の「枡屋」さんが並んでいましたので、店内へ入ると、なんと中で店内が続いており、店員さんも兼務、不二家で生シュークリームを枡屋で酒饅頭を買い求めました(レジは別々でした)。
そして梅がはや満開の秋川渓谷を眺めながら秋川渓谷に静かにたたずむ「瀬音の湯」まで参りました。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)でなんとpH10.01という超ヌルヌルの温泉です。全国に美肌の湯は数々ありますが、ここのお湯は全国温泉総選挙「うる肌」部門で何回も全国一位を受賞している、本当に特別な泉質でお気に入りです。露天風呂からの自然の眺めを楽しみながら、本当にゆっくりとした時間を過ごせます。
ざわついた東京都内とは別世界、満たされた時間を過ごすには、もってこいの東京がここにはあります。