美作国地域課題の解決と未来への展望


2018年4月2日、津山商工会議所と岡山大学は包括的連携協定を締結、少子高齢化による急速な人口減少に直面する県北地域の持続可能な新しい仕組みと人づくり、いわゆる地方創生とそれを担う未来の人材育成が主たる目的です。
次いで、2018年7月13日、岡山大学は美作国3市5町2村(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)及び津山商工会議所との包括的連携・協力に関する協定を締結しました。

岡山大学では、こうした協定に基づき、協議を重ねながら、様々な連携活動を展開して参りました。津山市を含む美作国圏域は、津山商工会議所によれば、人口減少及び高齢化により地域の衰退が懸念される中で、新型コロ ナウイルス感染症の影響で、地域経済はさらに大きな打撃を受けていると分析しています。さらには、AI の活用やデジタル化の進展等による、社会経済の構造に大きな変化をもたらしており、こうした課題に早急な対応が求められています。

こうしたなか、美作国圏域の関係者が、直面する地域課題の解決に向けて一体となって取り組むことで、新たな効果が生まれることを期待し、人口減・SDGs・子育て支援をテーマに、2024年1月16日、津山鶴山ホテルにて、岡山大学津山スクール(3市5町2村包括的連携協定)津山商工会議所 教育・人材育成委員会主催により、講演会「美作国地域課題の解決と未来への展望」が開催されました。
第一部で、「美作エリアの少子化対策を考える」の演題で、小職が講師を担当させて頂きました。続く第 二 部は、「美作国圏域での自治体の取組紹介」のテーマで真庭市さんが「SDGs」、奈義町さんが「少子化対策」で講演されました。