暮れの締めとして、12月28日、所用で神保町へ出かけました。ささやかなことなのですが、願をかけていたことが叶いました。用事が済みましたので、神保町から九段、市ヶ谷、四谷、四谷三丁目、新宿御苑、新宿へと歩いて散歩を楽しみました。
九段では北の丸で冬支度の整った千鳥ヶ淵、そして靖国神社では、全国から奉納された卯年(うさぎ)の絵馬と日本酒のラベルが一堂に集められて展示されていました。これは誠に興味深く、しばらく拝見させて頂きました。 市ヶ谷の法政大学の窓口には箱根大学駅伝のポスターが目につきました。市ヶ谷から四谷へ抜ける外濠は、桜の木が何本か切られたような印象でした。江戸城石垣跡には蔦や葛が絡んでいます。枯れた烏瓜に冬を感じました。 四谷から四谷三丁目では、新築された全日本トラック会館、さらに、かつての職場である金融財政事情研究会のきんざいセミナーハウスを訪ねました。そして懐かしい思い出が残る荒木町界隈を散策しました。随分とお店が入れ替わっていました。狭い路地に、かつてのバブル時代と崩壊後の思い出が次々と蘇りました。 そして新宿御苑を抜けて、新宿2丁目から3丁目、花園神社へ参り、ゴールデン街から歌舞伎町まで参りました。数年ぶりの歌舞伎町でした。コマ劇場も建て替えられてかなり時間がたったと思いますが、直接、見たのは初めてでした。昔の友人たちと待ち合わせをして、個室で食事を楽しみ、コロナ対応で時間を守り、早い時間で「良いお年を」と励まし合い再会を約束して別れました。