第1回倉敷市復興防災公園設計事業者選定委員会については、6月29日のブログで、簡単に紹介させて頂きました。
さて、いよいよ、令和3年9月22日、午前9時30分から、倉敷市本庁舎7回において、第2回となる同委員会が開催され、複数の復興防災公園設計事業者が、公募型プロポーザル方式によりプレゼンテーションを行い、委員による質疑応答、そして厳正な審査がなされ、最終案が決定しました(非公開)。正式には倉敷市が最終的な確認を経て同委員会から倉敷市長へ答申を行い、さらに諸手続きを経て公表される運びとなります。
同委員会の委員長をつとめさせて頂きました。
こうして平成30年7月の豪雨により被災した真備地区において、「真備地区復興計画」を踏まえて策定された「復興防災公園(仮称)基本計画」に基づく復興防災公園(仮称)の実施設計等業務について、本公園は真備地区の復興のシンボルとなる施設であるとともに、災害時における防災拠点や一時避難場所となり、平常時には防災教育の場,住民が川を感じ楽しめる場,真備の魅力を発信できる場等として整備するために求められる実績・専門性・技術力等を備えた設計計画を示した事業者が選定されました。
同豪雨災害から3年が経過、ようやく本格的な復興に向けた、大きなシンボルとも言える拠点の整備が着手に向かう運びとなることを、真備地区復興計画推進委員会の委員長の立場からも、「ようやくここまでたどり着けた」と感動もひとしおです。
復興に向けて議論を重ねてこられた被災地区の皆様方はもとより、倉敷市長の必ず復興を果たすと覚悟を決めた強力なリーダーシップと、倉敷市の関係職員の皆様方の弛まない努力、尽力の賜物であると心より賛辞をお送り申し上げます。
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