微妙なタイミング

非常事態宣言が解除され、コロナ禍で疲弊した景気と経済の再興を目指す「Go Toキャンペーン」の開始を7月22日に控え、一方で、コロナ禍の本格第2波が懸念されるなか、3月はじめ以降見合していた大阪、東京へ出かけました。

7月16日、大阪では3密対策を講じて頂いた会議室で午前中に打ち合わせを済ませ、お昼は、お気遣い頂き、個室をご準備頂きました。そして速攻、午後一番で岡山へとんぼ返りをいたしました。

また7月17日の東京では、東洋大学はじめ、数カ所で、同じく3密対策を講じて頂いた会議室にてオンラインを組み合わせた打ち合わせなどを実施、夜の会食は、貸し切りのお店を予約いただくなどのご配慮を頂き恐縮しきりでした。

東京や大阪という都市全体を危ないエリアと認識して移動・行動することは、誠に辛いことです。

7月18日のお昼には岡山への帰路につきましたが、地方から訪れた者として、リスクマネジメント的には、可能な限りコロナ禍対策へ気配りしたつもりですが、あまりにも味気ない約5か月ぶりとなる東京でした。

お昼は、途中で荻窪の「春木屋」を十数年ぶりに訪ねました。

ここは、かつてのラーメンブームの折に、荻窪ラーメンの代名詞として、全国ラーメン番付で堂々1位に何度も輝いた名店です。ところが、普通のワンタン麺が1250円、チャーシューは薄くてパサパサ、スープが冷めないようにとの配慮からか超熱い油が表面に浮かべられていて、スープを頂いた瞬間、唇を火傷してしまいました。

土曜のお昼なのに、客はまばらでしたので、かつて1時間の並びでも楽しみだった名店は、残念ながらその輝きを失っているように感じました(そう思うのは私だけかもしれません。お店の方、ごめんなさい)。

なお、新幹線も、たまたまかもしれませんが、行き帰りともにガラガラ状態でした。

一日も早い収束を願うのですが、第2波は避けられそうにない状況です。

このままですと次回の東京行きはいつになるやら見通しが立たない感じです。

唯一の救いは、東京拙宅の百日紅が、いつもと同じ花を咲かせてくれたことでした。

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