小江戸 川越

本当に久しぶりに川越へ参りました。

小江戸と呼ばれる川越は、市のHPにもある通り「川越には「蔵造りの町並み」が今も残っています。蔵造りは類焼を防ぐための巧妙な耐火建築で、江戸の町家形式として発達したものです。今の東京では見ることのできない江戸の面影をとどめています。平成11年12月には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、平成19年1月には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。」と紹介されるだけあって、本当に古き良き時代の面影を漂わせています。


2月8日、この日は寒が和らぎ、日中はコートが要らないくらいの陽気でした。

川越駅前は再開発が進行中で、想像以上に活気に溢れていました。

長い商店街も様々なお店が軒を並べ、景観保存エリアまで徒歩で15分くらいはかかりますが、訪れた人を飽きさせません。写真の代表的なスポットは、訪れる人をほっとした気分にさせてくれる「時の鐘」です。同市HPによれば「時の鐘は、寛永4年(1627)から11年(1634)の間に川越城主酒井忠勝が、多賀町(いまの幸町)の現在の場所に建てたものが最初といわれています。創建された江戸時代の初期から、暮らしに欠かせない「時」を告げてきた小江戸川越のシンボルです。現在の鐘楼は、明治26年(1893)に起きた川越大火の翌年に再建されたもの。3層構造で、高さ約16メートル。」と教えてくれます。

また、菓子屋横丁では、小学生時代の懐かしい駄菓子屋での思い出が蘇りました。


思わず、いくつか手を伸ばして買い求めましたが、確かに廉価ながら独特な味わいです。

街並みも味わい深く、梅はもちろんですが、早咲きの桜も開花していて、訪れた人の気持ちをわくわくさせてくれる陽気でありました。

江戸が栄えた時代に、ここ川越が、経済や交通の重要な要所として発展を遂げたことを、いまに偲ぶことができる、歴史の証人であると改めて実感いたしました。