本年もよろしくお願い申し上げます。
このブログも、制作を支援いただいておりますNOUS(エディション・ヌース)さんのおかげをもちまして、2010年1からスタートして5年目に入ります。
どこまで継続できるかわかりませんが、今年もとぎれとぎれながら活動紹介をしてまいります。よろしくお願い申し上げます。
さて、元旦を迎えるにあたり、大晦日は1年の苦労を落とすべく、湯郷温泉へ日帰り湯をいたしました。いつもお気に入りのコースは、まず道の駅で野菜を買い求め、それから源泉かけ流しの地元公共の湯へつかるのですが、あいにく、道の駅は閉店しており、新鮮な野菜を買い求めることは叶いませんでした。
また、大晦日であり、この日は奮発して、昨年に「地域医療・ケアミーティング」合宿を行いました ” 美春閣 ” さんを久しぶりに訪ねることにしました。入湯できる3時を待ってフロントで金1,000円を支払いますと、タオルとバスタオルを貸してくれました。宿はすっかり新年の準備が整っておりました。宿泊客の方が未だ到着されていないと見えて、誰もいない湯船をしばし独占させていただきました。露天の湯加減と外気の冷たさがちょうどいい按配です。慌ただしかった1年間を振り返りながら、ゆっくりとつかりました。
こうしてお正月に向けた気持ちの準備を済ませ、今年は初日の出(ご来光)を拝みに参ることにいたしました。考えてみまするに今年で55歳を迎えることになりますが、これまでの人生で初日を拝んだ記憶がありません。紅白をみて就寝するか、除夜の鐘を合図に初詣に出かけた時も、いつの間にか夜が明けていたと思います。つまり、初のチャレンジであります。
ということで、時刻が0時を周り、2014年を迎えましたので、外出の準備に入り、岡山県お勧めの日の出スポットである牛窓を目指しました。まずは、1012年創建といわれる地元の牛窓神社へ参拝させていただきました。新年を祝う活気が伝わって参ります。甘酒が振舞われており、頂戴いたしました。参拝を済ませた方にはみかんが1個頂けます。これもありがたく頂戴いたしました。
▲ 牛窓神社
さて、参拝を済ませ、ご来光スポットである牛窓オリーブ園を目指しました(昨年の暮れ、収穫祭に参りました。牛窓オリーブ園さんのブログは面白いです!)。7時過ぎが初日の出の時刻でありますが、勢い込みすぎて6時に現地へ到着しました。既に多くのクルマが入っており、寒さのためみなさん車中で時間を調整中の模様です。ただ、今年の岡山で迎える元旦は寒さが緩く、とても穏やか、かつ暖かであります。初体験を心に刻みたく、少しずつ明けてゆく瀬戸内の島々を立ち尽くしたまま凝視しました。7時過ぎ、頂上は大勢の人で賑わい、向かいの香川県側である小豆島上空の雲の切れ間から初日が輝いた瞬間、「オー!」という歓喜の声があがり、周囲は拍手に包まれました。
毎日繰り返されている自然の営みながら、東京暮らしの30年間では、早朝出勤のおりに電車の中から日の出を感じたことくらいしかありませんでした。名古屋の生活でもマンションが北向きであったせいと地下鉄を利用する通勤であったこともあり、東京と同様、自らの心にも自然を感じる余裕がなく、無機質な生活であったと思います。その点で、岡山の暮らしは、いつも身近に自然が同居しています。
1年の初めにふさわしいスタートをきることができました。
2014年元旦 あけましておめでとうございます
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