パネルディスカッション・セッションでは、実際に各国スポーツビジネス会議・展示会に参加をした有識者・担当者が、グローバルスポーツビジネスのリアルな現在について、ディスカッションを行い、今後の日本のスポーツビジネスの展望について情報発信しました。 「国際スポーツビジネス会議」参加者が語る海外スポーツビジネストレンドと今後の日本スポーツ産業と題して、DAZN×Google×WSC Sports:AZクリッピングサービス:試合の動画映像をAIが短尺動画に自動生成してハイライトとして配信~フルライブ視聴プラットフォームへの導線に活用して成果をあげている事例、さらにMicrosoft×Funbase×Netball Scotland:ファンベースの発想=ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や事業価値を高める考え方についてで、コンセプトは「ファンエンゲージメント」&「ファン・エクスペリエンス」&「データ戦略」がキーワードでした。誰の、どのようなデータを、どこから入手して、役立つ情報(ファンが求める情報)にして、如何にファンに配信するかを考え、ファンの満足度を上げてゆく手法が注目されているとの報告でした。
続く、「国際スポーツ展示会の現在」~ISPO Munich 2022出展企業からの報告では、ISPO Munich プロジェクトディレクター Lena Haushofer氏がオンラインで参加、そしてデサントジャパン株式会社の橋本謙一氏と株式会社三笠の甘利勇祐氏による対談でした。デサントのような大企業や地方創生を主眼に置いた中小企業の海外展開など興味深い実践事例の報告でした。
テーマは、海外商談会での商談成立事例紹介で、事業内容が各種靴下企画製造販売、紳士・婦人・子供靴下、パンティストッキング、タイツ編み技術を利用した関連商品を扱う株式会社三笠さんは、横浜市港南区が本社で、資本金3,000万円(令和4年3月26日増資)、創業昭和43年1月17日(創業昭和37年1月)、従業員83人(2021年12月31日現在) の優良中小企業です。JETROの仲介で、国際スポーツ展示会で商談に成功した事例に目を見張りました。このスポーツ庁主催のスポーツを活かした国際ビジネス展開を考えるカンファレンスで、有効な勉強と情報交換の1日を過ごしました。
情報交換会の席に、室伏広治スポーツ庁長官が来場され、ご挨拶の機会を頂きました。爽やかオーラに感激でした。
この日は、信濃町駅から歩き、千駄ヶ谷駅から帰りましたので、行きは絵画館前を歩きましたので、ちょっとのぞこうかと思いましたら、あいにく休館日でした。 帰りには、久しぶりに私が生まれたころから営業している老舗の千駄ヶ谷「ホープ軒」にて、1階カウンターで立ち食いにてラーメンを味わいました。社会人、駆け出しの頃、辛いことがあった時に、深夜、ここまで参り、この1杯を頂き元気をつけた日の思い出が蘇りました。
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