中国自動車美作ICから米子自動車道へ入り、蒜山ICで下車、一路、新庄村へ向かいました。岡山県の最北に位置し、標高も高いことから、まだ桜が見頃です。新庄村は岡山県の西北端に位置する人口約900人の小さな村です。明治5年の村政施行以来一度の合併もなく、大字のないのが特徴です。今回は脇本陣を見学させて頂きましたが、古くは出雲街道の宿場街「新庄宿」として栄え、桜が植えられた街道沿いは、とても風情があります。
まず、新庄村の道の駅「メルヘンの里新庄」で名物「ひめのもち」で腹ごしらえをして、いつもお世話になっている國六の黒田眞路さんにお時間を頂き、街道を案内して頂きました。新庄村は、街道沿いに新たな拠点を二箇所開設、古民家と理容店が、とてもモダンで素敵な拠点に改装されてオープンしていました。学生や留学生を連れて、地域の子供たちと触れ合う機会を検討したいと思います。小倉村長さんや地域おこし協力隊の椿さん始め、地元の皆様に、ご挨拶をさせて頂きました。
新庄のイメージキャラクター“ひめっこ”とツーショットさせて頂きました。
新庄村のHPによれば「がいせん桜は明治39年(1906)に宿場町街道の両側に、日露戦争での戦勝を記念して、137本の桜が植えられました。その古木がいせん桜が、新庄村の懸命な樹勢回復治療で若木に負けず、百歳過ぎても(現在132本)綺麗に開花している。ソメイヨシノでこれだけ長寿で多くの桜はほかにないと思います。」とあります。
街道沿いの桜の古木と旭川沿いの新しい桜並木に見ほれました。
新庄の帰り道に立ち寄った真賀温泉、ここは入湯料150円で源泉掛け流しという超お得、巨岩を敷き詰めた古い湯船が、ひなびたいで湯を感じさせてくれます。番台で「混浴もありますが、どうしますか」と聞かれ、ドッキリでした。さすがに自信と勇気がありませんでした。アルカリ性が強く、ぬるぬるとした湯質で、また訪れてみたい温泉を発見です。
夜の食卓は、新庄村道の駅で買い求めた、コシアブラ、タラノメ、こごみ、タケノコ、春玉ねぎの天ぷらと、つくしの卵とじで新庄村から届いた春の味覚を満喫いたしました。