クラウドファンディング学内説明会


クラウドファンディングとは、事業又は活動等をインターネット上で発信、支援を募り、賛同を得られた方々から資金を支援していただく仕組みです。岡山大学では、教育研究活動等を推進するため、クラウドファンディングを活用し、ご賛同をいただける方からの支援を募って参りました。つまり、教育研究活動等をより拡充するための財源確保策としてクラウドファンディングを本格的に推進する活動を展開してきました。
10月21日、鹿田地区鹿田会館講堂を会場として、クラウドファンディング実施事業者であるREADYFOR株式会社から大学部門責任者の谷川唯菜講師をお迎えし、クラウドファンディングを活用していただくための基礎的な情報や事例(医歯薬、病院向け)説明講演会を開催しました。
そこでは、本格的な成立事例第1号となった、クラウドファンディングプロジェクト「『入院中でも勉強がしたい』病とたたかう子どもの想いに応える環境整備を」事例報告です。岡山大学病院「小児医療センター」には、難治性の病気のために長期間入院を余儀なくされる子どもがたくさんいます。入院して病気とたたかっている間も子どもたちが学習を継続できるよう、リモートでの教育支援の実現を目指して本プロジェクトを立ち上げて成就しました。その成功体験を岡山大学病院小児科科長で副病院長の塚原宏一教授からご披露頂きました。
さらに、事例説明会の翌日には個別相談会を開催し、READYFOR株式会社と直接クラウドファンディングに関する意見交換や相談を受けることができる場を設けました。
冒頭と閉会の挨拶を担当させて頂きました。
現在、9月9日よりクラウドファンディング「倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト」がスタート、11日目に目標金額である150万円を達成しています。
皆さまからのたくさんのご支援のおかげでプロジェクトを実行できることになります。
心から深く御礼申し上げます。