瀬戸内国際芸術祭実行委員会第34回総会

瀬戸内国際芸術祭実行委員会第34回総会が、10月17日、かがわ国際会議場にて開催されました。
池田豊人香川県知事が会長をつとめ進行役をされました。福武總一郎総合プロデューサーの開会に寄せて、そして北川フラム総合ディレクターより、瀬戸内国際芸術祭2025の参加予定作家・プロジェクトなどの企画概要についてプレゼンテーションがなされ、同委員会事務局より作品鑑賞パスポートの仕様はじめ集客に向けた広報シナリオやモビリティ対応など具体的な実施概要が報告されました。
なお、冒頭で、瀬戸芸と連携している奥能登国際芸術祭(石川県珠洲市)が、能登半島地震と続く集中豪雨のために開催を断念せざるを得ない状況に鑑み、支援金を送る件が了承されました。また、芸大と香川大学との連携による「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の取組みについて紹介されました。
質疑応答では、夏期開催時の熱中症対策への配慮やお客が集中する土日祭日のモビリティ対応について、さらに台風や地震など不測の自然災害対応について事務局へ質問が多く出されました。香川大学の上田夏生学長からは、熱中症対応については、土日に担当医が少ないなどの課題に対して香川大学附属病院の支援体制を検討する用意があるので、事務局は具体的な話し合いを持っていただければ、との意見具申がありました。
会議終了後に、上田学長にご挨拶を申し上げておきました。また、瀬戸芸事務局長や玉野市長とも意見交換をさせて頂きました。岡山県からはオブザーバーとして、岡山市と岡山県商工会議所連合会の事務方が代理として出席されました。
香川県はオールかがわ一枚岩の体制で大いに盛り上がっています。