平家の里

四国の真ん中を走る、JR四国の土讃線、その真ん中の駅がJR大歩危駅です。

ここは平家の伝説がいまも残る秘境の地です。

四国三郎の異名を持つ四国一の大河である清流吉野川、さらにその支流となる祖谷川は険しい渓谷を流れる透明感あふれる美しい川ながら、人が暮らすには厳しい環境であった地域です。

歴史的には屋島の合戦の敗北や壇ノ浦での平家の滅亡により、平家ゆかりの武者たちが、落人として移り住み、厳しさを乗り越えて、見事な文化や暮らしを開花させたと言われています。

現在は高速道路の整備も進み、JRの駅はもとより、道の駅や新たな拠点を起点として、伝統的な平家物語と祖谷渓観光、大歩危峡観光遊覧、そして新たにラフティングやターザンロープを組み合わせ、さらにアルカリ度数の極めて高い良質な温泉を楽しみながら、祖谷蕎麦、“でこまわし”、徳島ラーメンなど地域のグルメで、訪れる人を「観る」「遊ぶ」「癒す」「食す」と四拍子揃う、総合的なおもてなしを展開しています。

10月20日、地方創生の様子を訪ねて、この四国徳島の三好市を巡り、「観る」「遊ぶ」「癒す」「食す」を堪能させて頂きました。