自治体間連携と大学連携で地方創生

現在、多くの都市で空き家が急増しています。

1戸建ての空き家が岡山市で8600棟、倉敷市で7700棟と言われています。

こうした課題を解決すべく、岡山大学が事務局をつとめる「おかやま地域発展協議体」では、空家対策研究会を発足して、空家の流動化による有効活用策について検討を進めています。

6月5日は、そのコアメンバーである岡山市と倉敷市、そして岡山大学の3者が、岡山市役所近くのイタリアンに集まり、梅雨&暑気払いを兼ねた情報交流会を開催しました。
岡山市と倉敷市は、互いが隣接する岡山県を代表する自治体であり、関係性・連関が深い良きライバル都市でもあります。


ここまで研究会を続けてきていますので、みんな気心も知れる仲でありますが、アフター5の付き合いは初めてです。乾杯後の最初10分は様子見でしたが、すぐにハイテンション、途中から山陽新聞社長室の役席が加わり、マスコミがみる両市の特性を比較しながら熱弁をふるったため、いつしか話題は互いのボスの自慢合戦となり、エネルギーはマックスとなりました。

地方創生のエネルギーは、やはり夜の飲み会から生まれるのかも知れません。

共に政策部局間の集いとあって、両市に新たな絆が生まれた予感がした記念すべき夜でした。

地方大学は、自治体と自治体を結びつける接着剤としての役割も担って参りたいと思っています。