平成29年度第1回目の「吉井川流域DMO設立有識者会議」が、6月1日、赤磐市2階の会議室で開催されました。
午後からの会議でしたので、お気に入りのベーカリー「麦のひげ」でパンをチョイスして、お店の外に設置されたベンチでくつろぎながら昼食をとりました。すずめが餌をもらいにやってきて、テーブルに並べたパンを啄ばみます。のどかな風情のお昼のひとときです。さて、この会議の目的は「吉井川流域は、下流の美しい瀬戸内海、中流の穏やかな川の流れと豊かな自然、上流の温泉が広がり、全国有数のお酒、フルーツを生み出すエリアである。多くの外国人を含む旅行客に対し、これらの地域資源・観光資源や文化伝統を余すことなく提供するとともに、当エリアが満足度の高いおもてなしエリアであることをPRしていくことにより、訪日外国人等を当エリアに呼び込み、滞在していただくことにより、稼いでいくことで、観光業のみならず、宿泊業、農林水産業、輸送業、飲食業、情報通信業など、多くの産業の分野で好循環を生み出し、地域の雇用創出と経済の活性化につなげていく。また、和気鵜飼谷温泉等をはじめとした吉井川流域の観光拠点の整備や整備支援、地元企業の(外国人観光客向けの)特産品開発の支援を行うとともに、外国人観光客と会話できる人材を育成し、外国人観光客の顧客満足度を向上させることで、外国人観光客の増加につなげる。」と謳っています。
2年目となった会議では、小職が昨年度に続き座長を拝命しました。まず、昨年度実施した調査事業の報告をさせて頂き、続いて事務局から、これまでの取り組みと今年度設立を目指す組織の活動や体制概要についても案が示されました。全員の委員から意見を拝聴いたし、前向きな提案から、一部に慎重な意見も出されましたが、最終的には原案通り、設立に向けての合意が全会一致でなされました。
これからが正念場です。