新庄村振興計画審議会


新庄村は岡山県の西北端に位置する人口約800人の岡山県で一番人口の少ない自治体です。村によれば「明治5年の村政施行以来一度の合併もなく、大字のないのが特徴です。古くは出雲街道の宿場街「新庄宿」として栄え、旧出雲街道は今も当時の面影を残す風情ある通りとなっています。また、毛無山を主峰とする1000m級の美しい連山に囲まれ、岡山県三大河川のひとつ旭川の源流域にもあたります。毛無山にあるブナの原生林を中心とした混生樹林が多く植物、野鳥の宝庫となっており、希少な動植物も数多く生息しています。」と紹介されています。
その新庄村の今後進むべき道筋を考えるための新庄村振興計画審議会が、12月17日、新しく建設された村役場で開催されました。
奥の山々は雪模様です。凱旋桜通りにはところどころに雪が残っています。
道の駅「がいせんざくら新庄宿」で、地元産の大根やニンジン、そして新庄特製の肉まんと、同じく特製カレーを買い求めました。
そして新庄特産ひめのもち入りのうどんでエネルギーと暖を頂きました。
こうして、ひめの餅で元気を頂き、審議会に臨み、進行役を担当させて頂きました。
全員の委員の皆様から、忌憚のない意見や感想を頂きました。
大いにハッスルいたしました。
そして、週末の、冬至の12月21日、東京から地域共生本部のアドバイザーをお願いしている古谷雅彦さんと、その友人の能登靖氏の二人を迎えて、再び、新庄村を訪問させて頂きました。JR伯備線の根雨駅まで、新型のいずもに乗車して向かいました。昔の振り子型車両と違い揺れません。さて、駅まで石藤延史副村長にお迎え頂き、一路、新庄村に向かいました。この日は、雪が積もっており、まず、牛を飼っておられる畜産牛舎を見学させて頂きました。子牛は温かい牛舎で干し草を食んでいました。親たちは雪が積もっている屋外に出されていました。厳しい環境でのご苦労話や畜産業の奥の深い自慢話を伺いながら、とても大きな学びを頂きました。次に、森林セラピー基地である村でも有名なスポットへご案内いただきました。古民家を改装した宿泊施設もあり、また、大きな民家の屋根から垂れ下がる、つららが印象的でした。
そして、がいせん桜通りを端から端までの約800メートルを散策いたしました。それから道の駅「がいせんざくら新庄宿」で小倉博俊村長と待ち合わせをさせて頂き、村長の村への真心がこもった村自慢と将来に向けた政策方針を拝聴しました。また、道の駅の社長とも意見交換をさせて頂き、経営黒字化への道のりをお聞かせいただきました。
そして、再びがいせん桜通りの須貝邸でも意見交換させて頂きました。
最後に村役場で、一日の感想会と今後の新庄村の振興計画の在り方について本音の議論をさせて頂きました。
収穫の多い一日でした。
ご対応いただいた新庄村の皆々様に感謝申し上げます。
微力ながらお手伝いを続けて参りたいと決意を新たにいたしました。