佐原にて


かねてから一度訪れてみたいと思っていた、水郷のまち千葉県佐原へ参りました。水郷とは、河川や湖沼の周辺の湿地帯を指し、利根川下流域から霞ケ浦にかけての低湿デルタ地帯をさします。ここでは、佐原地区を含む千葉県香取市、利根川対岸の茨城県潮来市、鹿嶋市が「水郷三都」と呼ばれています。
そして、ここ利根川流域と水郷エリアは鰻が名物です。
まず、お目当ての鰻屋に参りました。
創業300年、佐原の老舗うなぎ割烹「山田屋」へ参りました。
11時過ぎに参りましたが、既に長い並びができていました。
正午前に、ようやく順番が来て席へ案内いただきました。
うな重に、うざく、鰻巻、肝煮を注文いたしました。
そしてお待ちかねの逸品が運ばれてきました。
並んだ甲斐がありました。
大満足の美味さでした。
腹ごしらえをしてから、古い町並みを散策いたしました。
ここには伊能忠敬の生家と記念館があります。
ここを時間をかけて見学、さらに、水郷佐原山車会館を拝観、香取神宮へ参拝いたしました。さすがに北総の小江戸と呼ばれるにふさわしい、歴史と文化とかつての経済的な繁栄を学び取ることができました。
それから、せっかくなので、鹿島神宮まで足をのばしました。鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする、神武天皇元年創祀の由緒ある神社です。
ここ鹿島神宮は神聖なオーラに包まれたエリアでありました。
帰りに北浦の鳥居に参拝してから帰路につきました。
土産は利根川沿岸、圏央道神崎ICの傍にある道の駅発酵の里「こうざき」にて、地元の野菜を買い求めました。
車窓からの景色を眺めながら、晴れやかに岡山へ戻ることができました。

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