「美作国DAY in 岡山大学」を開催
岡山大学は、2018年7月3日、旧美作国(3市5町2村)及び津山商工会議所と包括的連携・協力に関する協定を、地方創生及び人材育成に寄与することを目的として締結しています。7月20日、本包括連携協定に基づき、教育学部および医学部保健学科で、25人の県北の中高生を招いて「美作国DAY in 岡山大学」を開催しました。朝のお迎えから夕方のお見送りまで、終日、アテンドを担当させて頂きました。皆さん礼儀正しく、目は輝いています。
岡山大学のホームページを参照すると、午前の部は、教育学部「岡山県北地域教育プログラム選抜」2024年度4月入学(昨年度本事業に高校生として参加)した4人と学術研究院教育学域・熊谷愼之輔教授(教育学)が、「岡山大学岡山県北地域教育プログラムについて」と題して教育実習の内容、インターンシップ、フィールド研修の取り組み、大学生活等についてそれぞれの経験を語りました。
大学生協で昼食を共にして、津島キャンパスから鹿田キャンパス医学部保健学科へ移動、午後の部は、学術研究院保健学域・田辺悦章准教授(放射線技術科学)から「放射線分野の基礎から研究」についての模擬授業後、学部学生、大学院生から卒業研究等の紹介がありました。その後、中高生たちは4グループに分かれ、➀看護ケア体験(聴診器を使ってみよう)(看護学・加澤佳奈 准教授)、②腹部レントゲン撮影の体験実習(放射線技術科学・淺原孝 助教)、③会話ロボットと健康作りしてみよう(看護学・末田朋美 助教)、➃肝臓疾患と他臓器疾患が併発するのはどうしてか(検査技術科学・山元修成 助教)を体験、各セッションで教員・学生と体験・実習・ディスカッションを行いました。参加者からは、「来年もイベントに参加したい」「看護分野は、高齢者の方に支援ロボットなどを紹介していると知ることができた」「医療に関する体験ができたことは、普通では学ぶことができない経験だった」などの感想が寄せられました。
若いエネルギーに無限の可能性を感じました。