顧問を担当している岡山大学学生サークル「まちづくり研究会」、今年度も数名の卒業生が巣立ちます。民間企業、公務員、そして大学院への進学を決めた学生も含め、彼ら彼女らの活動を讃えて、在校生が卒業式の準備に取り掛かっています。
その一環として、奉還町にてサークル執行部の交代挨拶を兼ねた、卒業式と新入生募集プラン打ち合わせ夕食会を開催しました。
学生たちの情報収集の手段の多様性と傾向について、山陽新聞さんからヒアリング依頼がありましたので、三木良一新事業開発部長に入って頂き、情報提供やアドバイスをもらいました。三木さんは、本学法学部の卒業生で、記者経験が長く、また、本学地域総合研究センターに2年間出向頂いていた経験をお持ちのベテラン記者です。また、社長室にも財先されていた関係で、岡山県内の情報をいろいろお教えいただいている方です。
さて、学生たちの活動のメインフィールでは、瀬戸内市裳掛地区です。
継続は力なり、学生達の地域創生活動は10年を過ぎ、新たなフェーズをめざそうとしています。
こうして、3月20日、春分の日、裳掛地区の活動拠点「あけぼのの家」にて、地域の皆さんに大勢お越しいただき、卒業式が催されました。地元で採れた新鮮野菜や特産の牡蠣、そしてジビエでバーベキュー、さらに、お祝いの赤飯や伝統の総菜などが、古民家を再生して稼働する、活動拠点「あけぼのの家」に所狭しと広げられ、大食事会とまりました。
そして、在校生の司会進行により、学生たちや地域の皆さんたちの祝辞、卒業生の挨拶、そして顧問の小職からも地域の皆様方への感謝と卒業生への贈る言葉を申し上げました。
この代は、新型コロナ災禍の多大な影響を受けてたなかでの活動となりました。
そのなかで、創意工夫をしながら、良く頑張って活動をつないでくれたと心から感謝しています。
この苦難を乗り切った経験を糧に、社会でも活躍してくれると信じています。
ご卒業おめでとうございます。
そして地域の皆様方に心より深く感謝申しあげます。