三都市シンポジウムin岡山 by AGORA


三都市シンポジウムは平成17年に熊本市で第1回が開催され、今回の9月27日、28日、令和5年の岡山開催まで、熊本大学、金沢大学、岡山大学が企画事務局を持ち回りで継続開催してきた伝統あるまちづくりシンポジウムです。
明治時代の四高・五高・六高からの伝統を有する3大学と各市の行政、経済界が一堂に会し、3市に共通する話題として、今回の岡山開催では、メインテーマは「若者によるまちづくり」として、自治体、大学、商店街、まちづくり団体、そして学生団体から、課題を抱えながらも創意工夫を重ね頑張る実践活動が紹介されました。
地方中核都市として多くの大学、短大、専門学校の集積を有する三都市は、それぞれが学都を自認し、それを都市づくりの重要な要素として位置づけています。3市は、城下町としての共通点はあるものの、学生気質や市民性に違いがあり、三者三様のまちづくりが展開されつつも共通する知見の共有もされてきました。
今後のそれぞれの都市戦略を考える上で、学び深いシンポジウムとすることができました。岡山大学では、地域総合研究センターの岩淵泰副センター長が、企画から運営までを担当いたしました。また、総務企画部社会連携課の職員の皆さんが総力をあげてサポートしてくれました。
金沢大学や熊本大学はじめ自治体やまちづくり団体の皆様の熱い思いを込めた報告や支援に心より感謝申し上げます。
地方創生は道半ばながら、互いの活動から、多くのことを学び合い、讃え合いました。
来年度は金沢開催となります。