国立大学法人岡山大学学長適任者選考「公開ヒアリング」

学長選考において公開ヒアリングは岡山大学の構成員が学長候補の考えを知る重要な機会です。
11月2日、岡山大学創立50周年記念館金光ホールにおいて、学長適任者選考「公開ヒアリング」が開催されました。
学長適任者の資格は、人格が高潔で、学識が優れ、教育研究に関し識見を有し、かつ、リーダーシップを発揮し責任を持って的確な大学運営を行うことができる者であると明記しています。また、岡山大学長選考基準では、岡山大学長は、岡山大学の理念である「高度な知の創生と的確な知の継承」及び目的である「人類社会の持続的進化のための新たなパラダイム構築」を尊重し、その実現に向けた明確なビジョンと強い意志を持つとともに、次のような資質と能力が求められています。

  1. 人格が高潔で学識に優れ、国際的な視野のもとに衆知を集め、総合大学としての教育・研究活動を適切かつ効果的に運営できる能力を有すること。
  2. 本学の理念と目的の実現に向けて明確なビジョンを持ち、強靭なリーダーシップと優れたコミュニケーション能力を発揮して、学内外の人々の信頼を得て、具体的な方策を実行できる能力を有すること。
  3. 大学経営の最終責任者としての自覚を持ち、適切なリスクマネジメント及びガバナンス体制のもとで、適切に資源を配分し、自律的財政基盤の確立ができる総合的な大学経営能力を有すること。
  4. 地域及び国際社会からの信頼にこたえる研究大学として発展するために、学生をはじめとする構成員が豊かな多様性のもと、資質・能力を十分に発揮できる組織風土を醸成し、本学の価値を向上させる能力を有すること。
  5. 岡山に立地する総合大学として、学内外の多様なステークホルダーとの信頼関係を築き、地域及び国際社会への貢献を推進するとともに、本学を国内外に積極的にアピールできる発信力を有すること。

とされています。

今回の学長候補には3人の候補者の先生が立候補されています。
どの先生のプレゼンテーションも立派な内容であり、選考委員からの質問に対してもきちんとした説明をされていました。
とても学び多い「公開ヒアリング」でありました。