第六十六番札所雲辺寺

帰省の帰りに、四国八十八ケ所最高峰第六十六番札所雲辺寺へ参拝いたしました。

ここ雲辺寺は、四国霊場で最も高い標高911メートルの四国山脈の山頂近くにある霊場です。現在は、麓からロープウエーで山頂駅まで登ることができますが、昔は「遍路ころがし」と呼ばれる難所とされたと言われています。

また、所在は徳島県になりますが、香川県との県境にあるため、参拝しますと両県を行ったり来たりすることになります。したがって霊場としては讃岐の打ち始めで、いわば「関所寺」になります。境内はいまが紫陽花の盛りであり、お山一杯に見事な紫陽花が咲き誇っています。そしてお釈迦様のお弟子さんである等身大の五百羅漢像が境内全域に安置され、参拝に訪れた方を見守っています。本堂、大師堂と参拝を済ませまして、そして雲辺寺山頂公園に向かい天空のブランコが人気の広場へ回りました。

絶景を更に楽しめるのが、この『天空のブランコ』です。SNSで人気の天空のブランコは、丘の斜面に立てられ視界を遮るものが無いため気分転換と爽快感が味わえる人気のスポットです。数か所の撮影台もあり友人たちで仲良く撮影を楽しめます。お寺は徳島県ながら、登り口が香川県のため、香川県の観光スポットとして位置づけられることが多いと思います。ハート型や写真フレームを形どった枠があり、天空のブランコと共に素敵な時間を楽しめます。そして、丁寧に一杯を入れてくれる珈琲で余裕の時を過ごしました。

昼食は丸亀城下にある鰻城にて一足早い土用の丑の日を楽しみました。当店の鰻は「清流四万十川や仁淀川が流れる高知県で無加温・無投薬にこだわり自然に近い状態で時間をかけてゆっくりと育てた養殖うなぎ」を使用しているとのことです。焼きのパリパリ感が際立つ焼き方が特徴でした。うな重4,950円(一尾)を注文、ご飯を大盛りにして、ノンアルビールを付けました。
帰りまで時間が少しありましたので、四国水族館に立ち寄りました。

瀬戸内海の魚類や流域の川魚が多く見れることが特徴の水族館であり、派手さではなく優しさを感じられるコンセプトが気持ち良いです。クラゲの水槽は癒しのコーナーになっていました。またイルカやペンギンなどのコーナーは子供や女性に人気です。
親子連れやカップルばかりが目立ちましたが、結構、混雑していたので、コロナ感染のリスクが高いと判断したので、早めに帰宅しました。