京都大学にて新たな組織を立ち上げ

まず京都大学の宿泊所「清風荘」へチェックインさせて頂き、朝からの移動でかいた汗を沈めました。それから大学本部棟に参り、売店で京都大学の公式ネクタイを買い求めて締めました。本日、5月24日は、これまでの研究活動のひとつの節目ともいえる記念日であり、6月1日付で、「京都アカデミア投資研究会」なる小さな社団を立ち上げ理事に就任予定であるため、本籍は岡山大学ながら、最終の学位を頂いた母校となった京都大学のネクタイに思いと決意を寄せさせて頂きました(まだHPはありません)。

さて、バブル経済崩壊以降の証券市場では、日経225やTOPIXが思うような株価指数として機能してきているのかとの疑問があります。
企業の賞味実力を反映した長期安定型株価指数を東京証券取引所と共に研究してきた皆さんのお手伝いをすることが狙いです。
SDGsで問われているESG投資の具体的な一助になれることも視野に入れています。
大学の社会的貢献の一環として機関投資家や年金基金などに東京証券取引所と共に本格的に研究や教育活動を始める予定です。
この日は、同研究会の事務局にもなる予定の川北英隆先生の研究室でミーティングを行い、さらに登記書類の最終確認をいたしました。

そして設立記念の写真を撮影してから、懇親会を開催しました。
事務局を担当頂く、中川めぐみさんが、手作りのつまみを持参くださいました。
こうして議論は盛り上がりました。
ささやかながら今後に向けた日本の錦秋資本市場の将来に向けた処方箋を描く研究会でした。

余談ながら2013年5月26日、日銀総裁就任直後、得意げに異次元緩和を話す黒田東彦氏です(日本金融学会:一橋大学、小職も前日報告)。満9年、米は利上げ、日は無理、いよいよ副作用が本格化の様相の気がします。
正念場の日本です。