令和3年度「美作国創生公募提案事業」審査会

岡山県美作県民局の仕事で、4月15日は早朝から津山へ向かいました。

途中、国道53号線がスムーズに流れてくれましたので、1時間前に津山へ着きました。


開始の9時30分に時間がありましたので、早歩きで、朝の大名庭園「衆楽園」(津山藩別邸庭園)の散歩を楽しみました。
桜と椿の見頃は過ぎていましたが、深紅のつつじが見頃を迎えていました。

また、近づいても悠然としている大きな鷺の姿が庭の池に見事に映えています。

朝の時間帯で園内を通勤の方が通り過ぎます。

朝から庭の手入れをする職員の方にご挨拶をいたしました。

心洗われる忙中閑有のひとときでありました。


さて、岡山県美作県民局では、人口減少問題をはじめとする美作地域の様々な課題の解決を図り、魅力と活力にあふれ、安心で生き活きと暮らせる美作地域づくりを進めるため、地域のニーズを踏まえ、資源等を生かしたノウハウやアイデアにより高い効果が期待できる事業の提案を募集しており、令和3年度は、第1次審査に残った8組の団体の審査が、同局の5階会議室で開催されました。

今年度、同事業の募集期間は、2020年11月20日~2021年1月15日で、募集に際しては、美作県民局の諸課題や、今後取り組むべき事柄として、具体的に次の3テーマを設定しました。

(1)若者が活躍できる美作地域の創造に効果的な事業<例>・地域の将来を担うことができる人材育成のための取組、・地域の産業を支える人材を育てるための取組、・若者の地域定着を目指し、子どもたちへ郷土愛や地域への関心を高める取組
(2) 美作地域の「交流・定住・関係人口」の増加に効果的な事業<例>・観光振興や地域資源を活用した特産品づくりなどにつながる取組、・移住・定住を促進するための取組、・文化・スポーツによる交流を促進する取組、・耕作放棄地の利活用など中山間地域における農林業の維持・発展につながる取組、・農福連携につながる取組
(3) その他、事業の趣旨に沿うもので効果的であると特に認められる事業<例>・新型コロナウィルスに伴う地域課題解決の取組

上記のテーマに合致する取組提案を募集いたし、1組持ち時間10分、質疑応答10分、7名の審査委員で審査を実施いたしました。

昨年度に続き、小職が審査委員長を拝命、担当させて頂きました。

どの組も、創意工夫を凝らした提案内容であり、審査委員からは多くの意見や感想、アドバイスがなされました。

最終調整は同局に委ね、無事に審査は終了いたしました。

お昼休みは、お楽しみの鏡野町特産、旬産旬消、地元の旬の幸を尽くしたお弁当「やま弁~春」です。
コロナ感染にご配慮いただいた別室を県にご準備頂き、審査委員が一堂に介して、小声ながら、和気あいあいの時間を過ごさせて頂きました。


また、昼休みに同局前にある地元産肉や干し肉で有名な老舗「幸屋(ユキヤ)精肉店」にて、一夜干しの地元和牛を少量買い求め、お土産といたしました。

県内産のキャベツと炒め、夕餉の食卓のメインデッシュとして楽しませて頂きました。

県民局から眺める鶴山公園(津山城址)や美作の国の山々は新緑に彩られておりました。

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