初聖地訪問

岡山市内には多くの大学があります。

校務やシンポジウムなどの催事で、岡山理科大学、岡山商科大学、就実大学、山陽学園大学、中国学園大学と参上申し上げたことがあるなか、4月14日、10年目にして初めてノートルダム清心女子大学をご訪問する機会をえることができました。

「清心」の愛称で親しまれている同大学のHPによりますと「ノートルダム清心女子大学は、その教育理念を、キリスト教精神にもとづいて、真なるもの・善なるもの・美なるものの追求におく。リベラル・ア-ツ・カレッジとしての性格をもち、教育・研究を通して真の自由人の育成を志し、社会生活を遂行する手段を供するとともに、むしろそれ以上に生きることの意義を共に追求することをもって大学の使命とする。
なお、大学は、ナミュール・ノートルダム修道女会の創立者聖ジュリ-・ビリア-トの教育修道会設立の趣旨にもとづき、次の3点をとくに志向する。
(1) 社会に対しても、世界に対しても開かれた大学である。
(2) 時のしるしをよみとりながらも、時代の流れにおしながされることなく、人々が真に求めるものにまなざしを向け、人びとに奉仕する大学である。
(3) 宗教的情操を重んじる大学である。これは、各自が謙虚におのれを恃し、愛の心をもって相互に人格の独自性を認め合い、その可能性を信頼することによって培われるものである。

と教育理念を謳っておられます。その理念の通り、清楚なキャンパスと教職員の皆さま方の礼儀正しさに感服いたしました。
また、理事長であり第3代学長、カソリック修道女であった 故 渡辺和子先生は、国内はもとより世界に有名な方であり、『置かれたところで咲きなさい』は、日本を代表する名著であります。

かつて、ご講演を拝聴する機会を得ましたが、心洗われ、ご講演の途中から目頭が熱くなった記憶が鮮明に残っています。

同大学の3名の先生方と、SDGsと地方創生をテーマに有意義な時間をもたせて頂きました。

キャンパスの中庭の藤の花が見頃であり、また、お土産に同大学の特製クッキーを頂戴いたしました。