岡山の風物詩

7月21日は土用の丑、一生に一度の贅沢として、岡山市内川魚専門の名店「光吉商店」さんにて、岡山県産天然モノと最高級愛知県産養殖の食べ比べをいたしました。

FBにアップしましたら、岡山市大森雅夫市長から「一生に一度は、ちょっと大袈裟じゃないの」の書き込みを頂きましたが、東京で天然鰻を食するためには、相当な名店でなければなりませんので高すぎていけませんし、そこで通常の養殖モノと食べ比べするような注文も普通は考えられません(笑)。

特に、鰻はレッドブック(絶滅危惧種)に載るような事態となり、今後、ますます天然鰻を庶民が食する機会は限りなく遠ざかると思います。

そこで、一念発起、還暦記念でもないですが、天然物と養殖ものの同じサイズを買い求め、食べ比べました。

養殖物は身がふっくらしていて、天然物は少し硬い印象です。

一方で、天然物には、鰻特有の匂いが全くありません。

山椒で匂いを消す必要が無いと言えました。

いずれにせよ、こうした「一生に一度は経験してみたい事」を、残りの人生でいくつ体験できるか、それを楽しみに余生を送りたいと思います。


そうそう、岡山の風物詩の代表は水蜜桃です。

おすそ分けを頂きました。

部屋の中が桃の甘い香りで一杯です。

これも地方に暮らす者の幸せであると言えましょう。

ということで、還暦にして夢達成、確かに違いをかみしめた土用の丑の日でした。

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